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シスコジャパンの濱田新社長が語るビジョン。注力分野はセキュリティ、サステナビリティ、AI

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 シスコシステムズ(以下、シスコジャパン)は1月24日、2024年1月1日付で代表執行役員社長に就任した濱田 義之氏の就任記者会見を開催した。
 濱田氏は2016年にシスコジャパンに入社。執行役員 最高技術責任者として国内の企業や政府・自治体のスマートファクトリーやスマートシティを推進した。また、日本のセキュリティ コミュニティと共にサイバーセキュリティ対策にも取り組んだ。
 そして2019年に執行役員 情報通信産業事業 NTTグループ事業本部を経て、2021年には専務執行役員 情報通信産業事業統括として通信事業者や放送事業者、クラウド事業者、メディア事業者向けビジネス全体の責任者となり、5Gやクラウドの推進を支援した。
 2023年にはアジアパシフィック ジャパン アンド チャイナ マネージングディレクター セキュリティ事業担当に就任し、セキュリティの観点からデジタルトランスフォーメーションを支援するチームのリーダーとして活躍した。濱田氏は「この事業ではシンガポールを拠点としたので、海外から日本を見るという非常に良い機会だった。シスコジャパンには、お客様、パートナー企業様と強固な関係を築きながら推進していくという強みがあると改めて実感した。その一方で、グローバルとの組織連携において改善の余地があるという点や、アジアのお客様と日本のお客様の考え方に若干の差異を感じた。この経験を、これからシスコジャパンの中でも活かしていく」と語った。
 
 今回の記事では、就任記者会見のレポートとして、Cisco Systems(以下、Cisco)のグローバル戦略と、濱田氏が掲げるシスコジャパンのビジョンを纏めた。

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