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国内外で導入が進むFIDO認証(1)

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 FIDOアライアンスは12月5日、記者発表会を開き、この一年の進捗状況を説明した。

 パスワードに代わる新たなオンライン認証として推進されているFIDO(ファイド)は、指紋や声紋などの生体情報を利用することでパスワードレスを実現した認証方式や、ユーザIDとパスワードに加えてUSBやNFCの認証器を使う二段階認証が公開されている。また、認証時にネットワークに流れるユーザ側の情報は、端末側の秘密鍵で署名されたトークンのみであることから、第三者にユーザの生体情報等を傍受される心配がない。こうした利便性と安全性の高さから、現在、最新仕様のFIDO2に対応したWebブラウザや認定製品が国内外で増えている状況だ。

 今回の記者発表会では、FIDOアライアンスのエグゼクティブデレクター 最高マーケティング責任者であるアンドリュー・シキア氏が来日して、グローバルアライアンスとしての進捗やIoTのセキュリティに関する取り組みを説明。そして、FIDO Japan WG 座長である森山光一氏(NTTドコモ)が日本における進捗状況を説明した。

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