CATV業界のIPv6導入【TOP】
特集 有料CATV業界の流れの一つであるIPv6導入。日本ケーブルラボではその促進のために、同業界向けの“IPv6ガイドライン”作成やワークショップでの情報提供に取り組んでいる。
日本ケーブルラボは「時代の流れとして、IPv6オンリーの時代は確実に到来する。一部の国内ネットワークインフラ事業者はIPv6ss化にまで着手しており、CATV業界においてもIPv6に注目が集まっている今こそ時流に乗る好機だ。IPv6提供は当然という状況の中では、IPv4延命目的のCGN導入ではなく、IPv6対応を実施することが将来に繋がる投資となるだろう。中長期的にはアクセス網のIPv6シングルスタック化を行うことで、設備構築・運用保守の負担軽減に繋がるのではないか」との考えを示している。
既にIPv6導入を実施したCATV事業者は「10G-EPONの基本システム(OLTやL3スイッチ)がIPv6 Readyだったので、IPv6構築に係る単独投資はゼロではないが非常に軽微で済んだ」と話しているので、FTTH化や10GアップグレードとバンドルしてIPv6導入を計画すると効率的だろう。
今回の特集ではCATV業界におけるIPv6化について、ラボワークショップでの話題を中心に、CATV事業者の経験談や、総務省が描く地方へのトラフィック分散およびIPv6のさらなる普及について纏めた。
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