CATV事業者向け10G級PONシステムの最新動向【11: R-OLTを用いたコムスコープの仮想化分散型FTTH/HFC】
特集 有料 CATV向けにCMTS等を提供しているアリスグループジャパンは、コムスコープグループによる買収により、コムスコープが優位性を持つフィールドや配線、無線系のソリューションと、アリスのCATV向けのソリューションの統合が進んでいる。
コムスコープグループ アリスグループジャパン(以下、コムスコープ)はR-OLT(Remote-OLT)を用いたFTTHソリューションを提案している。R-OLTは、局社のOLT機能を屋外のノードに移すことによって、センターの省スペース化と省電力化を図ることができる。DWDM SFPを使用することで、局舎内のSwitchから最大80㎞離れたノードへの設置が可能となり、加入者に近い位置にOLT機能を設置することでPONポートあたりの収容数を増やすことができる。また、R-OLTを増設していくことによる段階的な移行が可能だ。
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