CATV業界のローカル5G活用と地域DXの推進【6:となみ衛星通信テレビ】
特集 有料 となみ衛星通信テレビは、富山県の砺波市、南砺市、小矢部市をカバーし、約43,000世帯にCATVサービスを提供している。同社は従来から様々な方式の通信ネットワーク(CATV固定光回線、LPWA、4G地域BWA、Wi-Fi、MVNO等)を用いて地域の社会課題解決に取り組んできた企業だ。となみ衛星通信テレビ 業務部 技術課長の小林秀史氏は「ローカル5Gは非常に高いポテンシャルを持っていると実感している。12月1日には弊社社屋の屋上にアンテナを設置し、NSA方式で電波を発射した。現在は電波の到達距離といったエリア調査や、4Kカメラ等を使ったYouTubeライブのテスト配信を実施しているところだ。今後は、弊社が扱っている従来の通信方式にローカル5Gを加え、適材適所で地域のスマートシティ化を推進していく」と話している。
小林氏は今回、同社が既に取り組んでいる農業DXでのローカル5G商用サービス、そしてスマートシティ推進や、地域DXに基づく地域連携基盤に関する展望について述べた。
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