つくばフォーラム2019Preview【原田産業】
期間限定無料公開 有料光ファイバマルチメーターや、有線LAN・光ファイバ・Wi-Fiのスループット試験機、5G向け電波カバレッジ測定ツール等を展示
注目の測定ソリューションは、EXFO社の新たな光ファイバのリンク検証ツール「光ファイバマルチメーター OX1」や、有線LAN・光ファイバ・Wi-Fiのスループット試験機「ギガビットテスタ EX1」、Consultix社の「5G向け電波カバレッジ測定ツール」。他、工具管理に役立つ「UHF貸出管理システム」も紹介される。
また、従来より紹介されている、EXFO社の小型OTDR「MAX-720C」、メタルケーブル障害位置測定器「MAX-610」、Softing社製LANケーブルテスター「ワイヤーエキスパート WX-500R」等も展示される。
光ファイバマルチメーター OX1
光ファイバ測定器のニューカテゴリー、「光ファイバマルチメーター OX1」は、ハンドヘルドながら光パワーメーター、光源、光ファイバ障害位置探索、リンク状況の表示が簡単に行える新型テスタ。フィールドエンジニアはファイバをOX1に接続するだけで、上記試験を簡単に実施・完了できる。原田産業は「光ファイバ測定の次世代デジタルツール感のある光マルチメーターの現場への持ち運び性、測定のスピード感、正確性を是非体感してもらいたい。また、今までの光ファイバ測定器の泣き所であったコネクタ破損についても、現場で簡単に交換が可能な“クリックアウトコネクタ”により、修理交換の為のコストと時間を大幅に節約できる」と話す。
ギガビットテスタ EX1
「ギガビットテスタ EX1」は、Wi-Fi、光ファイバ、有線LANの速度測定が行える、ハンディテスタ。フルワイヤーレートで試験(遅延、ダウンロード、アップロード)が行える。レイヤ3~7までの稼働試験や、Wi-Fi 2.4GHz/5GHz のチャネル確認も可能だ。原田産業は「モバイル端末のアプリでも速度測定はできるが、この製品はフルワイヤーレートで確実に行え、モバイル端末の性能にも依存しないことから、ご興味を頂いている」と話す。
工具管理システム RFIDで管理
「UHF貸出管理システム」は、RFIDをつけた工具をUHF帯の専用のスキャナで管理するもので、現場での工具置忘れの防止と資産管理が効率的に行えるシステムだ。
例えば、ユーザが持ち出しした際の貸出品が一覧表示され、返却する貸出品を読み取ることで、返却確認を実施する。持ち出していない貸出品を読み取るとエラーとし、全ての持ち出し品を読み取っていない場合は、警告が表示される。
校正期限も管理できるので、校正漏れの防止にも役立つシステムだ。
5G向け電波カバレッジ測定ツール
5G基地局設置前に電波のカバレッジ状況をトランスミッタとレシーバを使用して調査するソリューションが紹介される。原田産業は「今後の5Gインフラの構築、ローカル5Gでの需要を見込んでいる」と話す。
屋内テストは電波強度を画像ファイルにマッピング。 屋外テストはGoogle Mapと連動し、 地図上に自動でマッピング。テストデータは画像ファイルやCSVで保存でき、iBwave社やInfoVista社の設計ソフトへの出力も可能だ。ドライブテスト用のツールも用意されている。
無線基地局設備の建設・メンテナンス時に、アンテナやケーブルの性能確認、故障時の障害位置特定が可能なケーブル・アンテナアナライザや、無線設備からの電波強度の測定や、他の設備からのノイズ・干渉波の調査など電波環境の調査(フィールド試験)を行うことができるスペクトラムアナライザもラインアップしている。
つくばフォーラム2019特集目次
Preview
青柳所長インタビュー(1)
青柳所長インタビュー(2)
以下、後日更新
出展製品ピックアップ
アンリツ
NEC
NTT-AT
FXC
協和エクシオ
住友電気工業
日本コムシス
原田産業
三菱電機
横河計測
以下、後日更新
Review