通信・放送Week2019出展製品紹介【住友電気工業】
期間限定無料公開 有料データセンタの更なる高密度化を実現するMPO→LCの変換モジュール
ブースでは、データセンタの高密度化に役立つMPO→LC変換モジュールや、軽量小型の多心光ファイバ融着接続機、径間渡しに適したDZ型ケーブルが紹介される。
144c/1UのMPO→LC変換モジュール
同社が「データセンタの更なる高密度化実現に向けた一押しの製品」とする「PrecisionFlexMPOカセットパネル」は、今年度より発売のMPO→LCの変換モジュール。従来型は24心変換/モジュール・96心変換/パネルだったのに対し、12心変換/モジュール・144心変換/パネルと高密度化を実現している。
19インチラック搭載型の1Uスライド式カセットシャーシで、専用のMPOカセットを最大12個積載可能(144c/1U)となっており、MPOカセット単位で容易に増設・撤去できる。
軽量小型の多心光ファイバ融着接続機
小型多心光ファイバ融着接続機「Handy Splicer TYPE-201e」は、小型軽量のボディにタッチパネルを備えた製品。担当者は「バッテリを着脱できる点でもご好評いただいている」と話す。
サイズは110mm(W)×140mm(D)×76mm(H)、重量770gで、全高を低く抑えた低重心構造となっている。
オート機能も搭載しており、例えばSMオートを選ぶと1心、2心、4心の自動判定が行われ、スイッチの操作がほぼ不要となる。また、融着の条件も自動調整できるという。
径間渡しに適したDZ型ケーブル
「DZ型ケーブル」は、径間渡しに適した細径・軽量なケーブル。ノッチを専用工具で切り裂くことで、敷設後でも新線を簡単に取り出すことができる。簡潔接着型4心テープ心線を内蔵し、歯ブラシ等で簡単に単心分離できる。細径化、軽量化により、敷設作業性も向上している。支持線付き(2.6mm)のタイプもあるという。担当者は「昨年度途中より24心のみ在庫化を始めた」と話している。
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