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「NTT R&Dフォーラム2018(秋)」に見る通信キャリアの最新技術【ナノ光技術で光コンピューティング基盤の創生に挑戦】

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 NTTは、電子回路だけでは不可能な情報処理の低遅延化に向けて、光技術をコンピューティング領域へ導入することに挑戦している。NTTではこの数年で新しいナノ加工技術を確立し、光と電子回路のインターフェイスとなる「超小型のレーザ光源・受光器」や、微細な光配線を実現する「金属ナノ導波路」などの光機能素子を実証した。
 担当者は「光技術は光ファイバ通信やデータセンタで使われているが、もっと小さな領域となるコンピュータにも適用する。現在はCMOS電子回路が担っている演算処理の領域に光技術を持ち込むことで、非常に高速なコンピューティングを実現するという、10年先を見据えた技術だ」としており、「レーザ光源や受光器のような光と電気を繋ぎ合わせるデバイス、そして光メモリや光スイッチのような光のレイヤで光の情報を処理するといったデバイスを、非常に小さく、かつ低電力で実現できる。」と話す。

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