通信・放送Week2018出展製品preview【キーサイト・テクノロジー】
期間限定無料公開 有料400G対応の光変調アナライザや、世界最高サンプリングレートの任意波形発生器
ヒューレット・パッカード社、アジレント・テクノロジー社の電子計測技術を継承し発展させているキーサイト・テクノロジー。ブースでは、クラウド・データ・センタで用いられる各種インタフェースの評価を中心に展示を行う。特にホット技術であるPAM4に焦点を合わせたソリューション、PAM4/NRZ対応のBERT「M8040A」、TDECQに対応した小型のサンプリングスコープ「N109x」シリーズ、L2-L3の試験に対応したテスタ「K400」の実機を交えたデモが予定されている。
400G対応の光変調アナライザ・高速デジタイザ
「M8290A」は、400Gのコヒーレントコンポーネント/トランスミッターのテスト用の柔軟性の高いソリューションプラットフォームで、92 GSa/sモジュール型光変調アナライザと92 GSa/s 4チャネルデジタイザが搭載されている。これらのモジュールに加えて、M8196Aなどの最高92 GSa/sのサンプリングレートを備えた任意波形発生器を、同じAXIeシャーシに追加できる。このセットアップにより、一体型コヒーレントレシーバ(ICR)やアナログコヒーレント光学系(ACO)モジュールの特性評価用の追加のソリューションソフトウェアと組み合わせて使用できる、コンパクトで柔軟性の高いコヒーレント・テスト・ソリューションが実現する。主な特長は次の通り。
- コンパクトで柔軟性の高いAXIeモジュラ形状
- 最大シンボルレート:74 G baud
- サンプルデータ範囲:83~92 GSa/s
- 最大レコード長:512,000サンプル
- ADC分解能:8ビット
- ICR/ACOモジュールのテスト用のターンキーソリューション
世界最高のサンプリングレート&アナログ帯域の任意波形発生器
次世代光通信のアプリケーションでは高速化と多値化の同時実現が要求されている。「M8196A」は92GSa/s、32GHz帯域、4チャネルを有した任意波形発生器(AWG)で、高速かつ複雑な信号(例えば、64Gbaud 64QAM)を簡単に生成可能な世界最高のAWGとなる。
その他の特長は次の通り。内蔵の周波数/位相応答校正により、クリーンな出力信号を発生できる。最大1 Vpp(シングルエンド)(2 Vpp:差動)の振幅、-1.0~+2.5 Vの電圧ウィンドウ。1チャネル当たり512 kサンプルの波形メモリ。超低固有ジッタ。<9 ps(20 %/80 %)の遷移時間、周波数応答補正あり。
1240nm~1650nmの全波長レンジに対応した波長可変レーザ光源モジュール
キーサイトでは、さまざまなアプリケーションニーズに対応する波長可変レーザ光源(波長可変光源。TLS:Tunable laser sources)を豊富に取り揃えている。 キーサイトは、実証済みの「81600B」波長可変レーザ光源に加えて、波長可変レーザ光源の新シリーズ、「8160xx」シリーズを発表している。「8160xx」は、1240nm~1650nmの全波長レンジに対応し、波長のギャップは無い。「8160xx」波長可変レーザ光源はすべて、Keysight 8164Bライトウェーブ・メジャメント・システム・メインフレーム用のモジュールとなる。 これにより、最高の柔軟性を備えたテスト機器が実現し、CWDM/DWDMおよびPON用のコンポーネントのテストに欠かせないコストパフォーマンスと性能が得られる。
通信・放送Week2018出展製品preview目次
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