つくばフォーラム2017Preview【NEC】
期間限定無料公開 有料 NECのブースでは、IP8800シリーズスイッチを利用してサイバー攻撃からIoTデバイスを守る「ホワイトリスト機能で造るセキュアIoTネットワーク」、テレコムキャリア/DCI向け光サービスプラットフォームを紹介する。
光サービスプラットフォームには、FTTHアクセス、アクセス網、メトロ網、コア網、データセンタ網のそれぞれに製品をそろえているが、今回展示紹介するのはコア網以外の全ての製品。
セキュアIoTネットワーク、キャリア/DCI向け光製品を紹介
テレコム/DCI向け製品群を紹介
テレコムキャリア/DCI向け光サービスプラットフォームとしては、キャリア向けは、FTTHアクセス、アクセス、メトロネットワーク向けの製品、データセンタ向けはSpectralWave DC080 1.6TbpsのWDM装置を紹介する。
データセンタ向けWDM装置
DCI向けWDM装置は、1Uサイズで世界最高水準の1.6Tbpsの伝送容量。1BOXに400Gのブレードを最大4枚実装可能。ブレードは、CFP2-ACO×2、QSFP28×4が実装可能となっている。
今秋には海外の特定顧客向けに評価機の出荷が予定されている。ターゲット市場は、まずは海外市場。
従来の2筐体を6U 1筐体に圧縮したメトロ向けSpectralWave
コア向けに製品化したSpectralWaveを一部機能改善/変更してメトロ向けに特化した。光共通部分を圧縮して1枚のカードにしたことで、6Uの1筐体に2方路分の共通部+トランスポンダ7~8枚を収容。
この装置の特筆すべき点は他にもある。メトロ市場向け装置なので、100G多重伝送は言うまでもないが、ユーザの要求は、それとは別に低速のSDHに対応していることだ、とNECは考えている。ユーザの要求に応えてNECは、ODUのクロスコネクトの機能を内蔵したWDMトランスポンダを開発した。これにより、SDHのSTM-1、4、16、64を全て収容してOTUヘッドをつけ、100GにしてWDMで伝送することができる。既存ネットワークに低速の伝送は、まだたくさんある。このボックスは、それらを100Gに詰め込んで伝送できる。競合ベンダは、ODUクロスコネクトという別の筐体を用意していることが多いが、NECはメトロ装置一台に収容できる。
アクセス向けは、FTTH用10G-EPONシステムとパケット光統合装置
FTTHアクセスNS2480は10G-EPONシステム。すでに導入してサービスを開始しているユーザも存在。現在、初期のOLT置き換え需要で導入されつつある。アクセス網向けの参考出品は、10G WDM(24ch)を内蔵したパケットスイッチ(AW200・AW2000)。ターゲット市場は、道路、鉄道、電力、キャンパスなど。
特集目次
小林所長インタビュー
展示会概要
展示会場の見どころ
「テーパーダイア鉄蓋」を開発【NTT】
出展社ピックアップ
アンリツ
Viaviソリューションズ(旧JDSU)
NEC
NTTアドバンステクノロジ(NTT-AT)
FXC
協和エクシオ
三和電気工業
住友電気工業
日本コムシス
原田産業
フジクラ
丸文
三喜
三菱電機
横河計測(旧社名:横河メータ&インスツルメンツ)