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InterBEE 2016に見る映像伝送と通信の最新製品【日鐵住金溶接工業】

特集 有料

 日鐵住金溶接工業は、世界有数の鉄鋼メーカーである新日本製鐵および住友金属工業各々の溶接部門を担当していた日鐵溶接工業と住金溶接工業が会社分割によって事業統合・設立した企業だ。

 長年培われた溶接材料の製造技術により、細径フレキシブル金属管で保護した強化型光ケーブル「ピコフレキ」や、その「ピコフレキ」から派生した「ピコドラム」が開発され、電線のように手軽に扱える光ファイバとして放送、通信インフラ市場で実績を伸ばしている。

 ステンレスの金属管の中に光ファイバを入れた「ピコフレキ」は、保護管に通す必要はなく、人に踏まれても問題なく、さらにネズミ等にも噛み切られることもないので、IP LIVE PRODUCTION SYSTEM に最適だ。ブースでは、こうした映像伝送システム構築における同社製品の優位性を紹介。また、フルスペック8K信号を光ケーブル1本で伝送できる24心タイプの「ピコドラム」や、フレキシブル金属管「光カメラケーブル」が参考展示され、注目を集めていた。

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