つくばフォーラム2016Preview:第3部 出展企業・製品の見どころ(4)FXC
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世界最小の10G光 /電気メディアコンバータや1Uの200Gソリューション
世界最小サイズの超小型10Gメディアコンバータ「LEX1881-1F」、10Gイーサネットスイッチ「ESX1010」など、10Gソリューションを提案するほか、現在開発中の200Gソリューションや、多くの施設で導入されている無線AP「AE1021/AE1021PE」が紹介される。
1Uサイズで200Gbps帯域をつくる超小型ADMボックス
200Gソリューション「LE100AD」は、1Uの筐体に100Gのアップリンクを2ポート備えた製品。マルチレート、マルチプロトコルの10G/40G及び100Gサービスを2つの100G OTU4アップリンクに集約することが可能だ。同社は「本製品はデータセンタ間やメトロネットワーク接続を想定した製品だ。市場に出ている製品が3Uなので、大幅な省スペース化をご提案できる。年末か年明けにリリースできるよう、開発を進めている」と話している。
柔軟性やモジュール性も特長で、Point to Pointでの回線冗長化や、リニア、Add/Drop、リング型トポロジの構成を簡単に構築でき、混合されたサービス(最大16)を多重化することが可能だ。
拠点間通信を通過するデータを暗号化するので、セキュリティ面でも優れている。消費電力は最大350W。
10ギガアップリンク付スタッカブルイーサネットスイッチ
L2+管理機能付スタッカブルスイッチ「FXC5426F」は、24ポートの100/1000Mbps SFPスロットを搭載し、SFPの実装によってRJ45及び光モジュールでの収容を可能にしている。
1Gのフルワイヤスピードでのスイッチング環境を実現するとともに、アップリンクにも対応。高いデータレートを要求されるネットワーク環境に適している。ハードウェアの最大スタック数は16台。専用の「SFP+ダイレクトアタッチケーブル」で容易に拡張が可能だ。ラインナップはケーブル長が1mの「SFP+10G-CU1M」と3mの「SFP+10G-CU3M」の2モデル。
世界最小サイズの10G電気/光メディアコンバータ
「LEX1881-1F」は、世界最小サイズの10G電気/光メディアコンバータ。今年1月にリリースされた製品で、小型サイズ、低消費電力、そして国産品質という付加価値により、ユーザから高い評価を得ている。
筐体の外形寸法は50mm(W) × 74mm(D) ×20mm(H) と、一般的な名刺より小さなサイズを実現している。体積は74㎤。
放熱構造を極限まで追求しており、2つの放熱対策によるFANレス構造を実現。低故障間隔、高耐久性を実現している。できるだけ光ファイバを使用したくないサーバルームや、光ポートしかない10Gテスタに10GBASE-Tポートを簡単に追加できる。
掲載企業一覧
アンリツ
NEC
NTTアドバンステクノロジ(NTT-AT)
FXC
OKI
協和エクシオ
三和電気工業
住友電気工業
日本コムシス
原田産業
Viavi ソリューションズ(旧:JDSU T&M)
フジクラ
三喜
三菱電機
横河メータ&インスツルメンツ