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つくばフォーラム2016Preview:第3部 出展企業・製品の見どころ(10)原田産業

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原田産業
アクセス、コア・メトロ、データセンタそれぞれの測定器を展示

 ブースでは各種測定器を展示。コア・メトロやアクセス系で役立つEXFO社製品や、LANで実績を伸ばしているPsiber Data社製品が紹介される。

小型軽量なタブレット型OTDR

「 MAX-720C」

「 MAX-720C」

 EXFOの「 MAX-720C」はタブレット型のOTDRで、166mm×200mm×68mm(高さ×幅×奥行)の小型化と1.5㎏の軽量化を実現した製品。起動時間も早く、FTTHをはじめアクセス系の現場で手軽に光パルス試験ができる。
 曲げロス、コネクタロス、融着ロス、スプリッタなど障害点をアイコン表示する「iOLM」機能を搭載しており、異常は一目で判る。12時間バッテリ稼働。

アクセス系のメタルケーブル障害位置を測定

 EXFOの「FTB-1」用モジュール「FTB-610」は、メタルケーブル障害位置探索、絶縁不良測定、メガー測定が可能な製品。ケーブル診断機能にて対象ケーブルの初期診断ができる。また、マッピング機能により故障点をアイコン表示することも可能だ。原田産業は「メタルケーブルの障害は絶縁不良が多く、その故障点を距離で出せる製品なので、底堅い需要がある」と話す。

小型軽量な新型100Gテスタ

「FTB-890」

「FTB-890」

 10Mから100Gまで対応するフィールドテスタ「FTB-890」は、小型軽量な「FTB-1v2」プラットフォーム用のモジュールだ。SONET/SDH、OTN、イーサネット、Fibre Channel、CPRI 等のマルチサービスに対応。最新のインターフェースであるCFP4、QSFP+、QSFP28もサポートしている。

メタルと光に1台で対応できるLANケーブルテスタ 「ワイヤーエキスパート」

「ワイヤーエキスパートWX-4500」

「ワイヤーエキスパートWX-4500」

 データセンタやエンタープライズ向けにはPsiber Data社のLANケーブルテスタを展示。
 「ワイヤーエキスパートWX-4500」は、LANケーブルの認証試験を現場で簡単に行える、タッチパネル式のLANケーブルテスタ。テストアダプタを替えるだけでメタル、光の両方に1台で対応できる便利な製品だ。MPO(1~12心)の測定ができるピン(オス型)付きテストアダプタにより、一方を光源、もう一方をパワーメータとして使い、12心の結線状況やロス状況を見ることができる。試験時間は5秒と短い。
 また、「ワイヤーエキスパート WX-500」も展示される。こちらはCat6Aまでのケーブル認証測定が可能なモデルで、アップグレードすることによりシングルモードファイバ・マルチモードファイバ、Cat6Aまでのパッチコードまでの測定を網羅できる。原田産業は「最近では特に実績を伸ばしている製品だ」と話している。

掲載企業一覧

アンリツ
NEC
NTTアドバンステクノロジ(NTT-AT)
FXC
OKI
協和エクシオ
三和電気工業
住友電気工業
日本コムシス
原田産業
Viavi ソリューションズ(旧:JDSU T&M)
フジクラ
三喜
三菱電機
横河メータ&インスツルメンツ

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