光通信技術展 セミナー企画委員インタビュー:鈴木 貴智氏【キーサイト・テクノロジー】
INTERVIEW 有料■コースリーダー
キーサイト・テクノロジー(株) 鈴木 貴智
■講演タイトル
FOE-4
プラガブル光トランシーバ測定の基礎
■講演者
キーサイト・テクノロジー(株)
ソリューションエンジニアリング本部 エンジニアリング二部 ソリューションエキスパート
高橋 一
ハイパースケールデータセンタに代表されるイーサネット通信で用いられているプラガブル光トランシーバの評価について現在普及が加速している400GbEのインターフェイスを例に挙げ、PAM4シグナリングを用いた電気、光信号評価の基本的な内容を解説する。
鈴木氏は「例年の聴講者アンケートで、光トランシーバ評価について纏まった情報を得る機会が少ないとのご意見が有ったので、前回、そうしたコンセプトで講演を実施したところ、大変ご好評いただいた」としており、「今回はそれをブラッシュアップし、電気側、光側、それらを統合したシステムレベルという3つの観点から解説する」と話している。
登壇する高橋氏は、キーサイト・テクノロジーで高速電気、光通信関連測定機器をサポートするエンジニアを担当しており、現在は400Gbps超通信における評価・測定ソリューションエンジニアとして活躍している人物。
鈴木氏は「タイトルに基礎とあるが、初めて光トランシーバを評価するといった方に向けた講演ではない。光トランシーバメーカー、装置ベンダをはじめ、光トランシーバに関わる様々な方に400Gトランシーバ測定のポイントをお伝えしたい」と話している。
(OPTCOM編集部)
特集目次
・「通信・放送Week 2022」開催直前 主催者インタビュー
■光通信技術展 専門技術セミナー委員インタビュー
・中村 二朗氏【NTTアドバンステクノロジ】
FOE-K IOWN構想の実現に向けて
・土井 健嗣氏【日本電気】
FOE-1 光トランシーバーの最新動向と新冷戦による影響
FOE-13 クライアント側高速光トランシーバの動向、データレートとフォームファクタの進化
・石部 和彦氏【アンリツ】
FOE-2 Siフォトニクス(トランシーバ技術)アイオーコア社の最新技術動向
FOE-6 ハイパースケールDC向け800Gbps/1.6Tbps光トランシーバの標準化・技術動向
・清水 克宏氏【三菱電機】
FOE-3 Beyond 5G/6G時代の超拡張性を実現する光衛星通信
FOE-5 コヒーレント光センサ技術の応用例と今後の展望
・鈴木 貴智氏【キーサイト・テクノロジー】
FOE-4 プラガブル光トランシーバ測定の基礎
・佐藤 良明氏【NTTエレクトロニクス】
FOE-7 Telecom Infra Project ~オープンかつディスアグリゲートされた、持続可能なトランスポートネットワークの構築~
・笹岡 英資氏【住友電気工業】
FOE-8 伝送用光ファイバの基礎と将来展望
・谷口 和彦氏【富士通オプティカルコンポーネンツ】
FOE-9 空間分割多重光伝送技術の最新動向と今後の展開
FOE-12 光とASIC(特定用途向け集積回路)のコパッケージへの挑戦
・太田 寿彦氏【古河電気工業】
FOE-10 海底光ケーブルシステムの大容量化に向けた技術動向
FOE-14 化合物半導体/シリコン異種材料集積技術を用いた光集積回路
・和田 悟氏【フジクラ】
FOE-11 IOWN構想実現に向けた光ファイバ技術への期待と今後の展望
・岡安 雅信氏【華為技術日本】
FOE-15 Beyond 400Gコヒーレント光トランシーバの市場・技術動向
■「通信・放送Week 2022」出展製品Preview
・アダマンド並木精密宝石
NICT採択の自己形成導波路など紹介
・NTTアドバンステクノロジ(NTT-AT)
ネットワーク保守、インフラ設備保全、光コネクタ製造を幅広く展示
・キーサイト・テクノロジー
120 GbaudのBERTや、超高速デジタルコヒーレント光伝送評価のAWG
・精工技研
作業効率の良い同社オリジナルのLCユニブーツコネクタや、機能が追加された光コネクタ研磨機
・センコーアドバンス
高密度型SN-MTコネクタを用いた400G伝送ライブデモ
・光貿易
超高速RFモジュール製作請負サービスや、他の追随を許さぬ超高分解能OSA
・横河計測
多心ファイバ測定に優れたOTDRや、高分解能と高速測定を両立したOSA