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光通信技術セミナー企画委員インタビュー:森 浩氏【アンリツ】

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■講演タイトル
【FOE-6】
光電融合デバイスの進展:通信からコンピューティングまで

■コースリーダー
アンリツ
センシング&デバイスカンパニー 開発本部長 兼 第1開発部長
森 浩

■講演者
日本電信電話
デバイスイノベーションセンタ センタ長
才田 隆志

アンリツ
センシング&デバイスカンパニー 開発本部長 兼 第1開発部長
森 浩氏

 光電融合デバイスは、大容量光ファイバ通信を実現する上でのキーデバイスとして、またコンピューティングの高度化を支えるイネーブラとして期待されている。本講演では光電融合デバイスへの取り組みと今後の展望について解説される。
 登壇する才田氏は1998年に日本電信電話に入社して以来、通信用光デバイスの研究開発に従事。現所属にて、NTTのデバイス関連の研究開発を統括している人物だ。

 コースリーダーの森氏は「才田氏には、IOWNにおける光電融合デバイスのロードマップとして、光通信と光コンピューティングの双方の分野の取り組みを解説していただく。光通信向けでは、コヒーレントDSP、InP変調器、CMOSの帯域ダブラ、シリコンフォトニクスといったキーデバイスの技術解説と今後の進化について触れていただく。光コンピューティング向けでは、ディスアグリゲーテッド・コンピューティングで使われる3.2Tbps光エンジンや、チップレットに光電融合技術を掛け合わせる光チップレットの技術解説と今後の進化について触れていただく」としており、「本講演では、才田氏から各種の光電融合デバイスが具体的に解説され、ロードマップや課題も提示され、技術者以外の方にも分かり易い内容にしていただいているので、光電融合にご興味のある方々に一人でも多くご聴講いただきたい。この分野に関する私見を述べれば、光電融合の市場は従来のエコシステムと大きく変わると予想できるので、デバイスを扱う各社はどのように関わっていけばよいのかイメージしづらいと思う。本講演が、従来のビジネスとの変化に対し試行錯誤している方々にとって、自分達の関りを改めてイメージするのに役立つ指針の一つとなれば幸いだ」と話している。

(OPTCOM編集部)

光通信技術セミナー企画委員インタビュー目次

■6月26日(水)の講演

【FOE-1】800G/1.6T/3.2T光トランシーバ標準化とモダンデータセンタ向けCPO/LPOの最新動向
企画委員:布施 由起治氏【富士通オプティカルコンポーネンツ】

【FOE-2】AIデータセンタ実現に向けた光ファイバ技術の将来展望
企画委員:和田 悟氏【フジクラ】

【FOE-3】チップレット技術の進化と挑戦
企画委員:鈴木 貴智氏【キーサイト・テクノロジー】

■6月27日(木)の講演

【FOE-4】NTT東日本のAPNサービス提供、ユースケース創出に向けた取り組み
企画委員:中村 二朗氏【NTTアドバンステクノロジ】

【FOE-5】AI クラスタにおける光インターコネクトの地殻変動
企画委員:小熊 健史氏【日本電気】

【FOE-6】光電融合デバイスの進展:通信からコンピューティングまで
企画委員:森 浩氏【アンリツ】

【FOE-7】超広帯域光ファイバ通信技術の動向
企画委員:黒部 立郎氏【古河電気工業】

【FOE-8】どの光変調器がベストか? 薄膜LN vs InP vs SiPh
企画委員:佐藤 良明氏【NTTイノベーティブデバイス】

■6月28日(金)の講演

【FOE-9】IOWN に見る All Photonics Network の最新研究開発動向
企画委員:鈴木 巨生氏【三菱電機】

【FOE-10】コパッケージ vs リニアドライブ
企画委員:佐藤 良明氏【NTTイノベーティブデバイス】

【FOE-11】Space Compassが目指すマルチオービット構想における光通信技術
企画委員:玉置 忍氏【住友電気工業】

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