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光通信技術セミナー企画委員インタビュー:鈴木 貴智氏【キーサイト・テクノロジー】

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■コースリーダー
キーサイト・テクノロジー(株) 鈴木 貴智

■講演タイトル
FOE-7
800Gb/s, 1.6Tb/s 光トランシーバの最新標準化動向

■講演者
IGSコンサルティング
代表
磯野 秀樹

 ICT市場で必要とされる情報量は予想を上回るスピードで増加しており、400Gあるいはそれ以上の伝送速度を有する超高速光トランシーバ/光部品の実用化が急速に進められている。本講演では800Gbps、1.6Tbps光トランシーバの最新標準化動向について紹介するとともに3.2Tbps光トランシーバの方向性についても触れる。
 鈴木氏は「講演では、業界での注目度の高いCPO等にも触れるが、こうした特定の光トランシーバ技術に言及するのではなく、最新標準化動向ということで、光トランシーバの全体的な話がメインとなる」とコンセプトを明確に示しているので、光トランシーバを扱う他の講演と併せて聴講することで、複数の角度から理解を深めることができそうだ。

 登壇する磯野氏は、富士通で光通信用部品の開発、マーケティングに従事し、1996年より海外および国内の光通信用部品の標準化活動全般に参画。2021年にIGSコンサルティングを起業し標準化業務を幅広くサポート。IEC SC86C WG4国際コンビナ、国際標準化団体IPEC Vice President。
 光トランシーバや光デバイスの国際標準の第一人者と言える磯野氏は、これまでも光通信技術セミナーの講師を複数回にわたり務めており、毎回好評を博してきた人物だ。鈴木氏は「今回の講演の流れとしては、まずは市場動向からご説明いただいた後、各標準化団体の役割分担に触れ、クライアント側とライン側の規格化の動向について解説していただく予定だ」と話す。
 国際標準化に長く携わっている磯野氏には、世界のキーパーソン達との人脈や、異文化と触れてきた経験が豊富にあるだろう。直近の動向だけでなく、その先にあるCPO、NPO、そしてLPO(Linear-drive Pluggable Optics)のアプリケーション シナリオを占う上でも、磯野氏が国際標準化という“現実的な技術”の動向、方向性を現段階でどう見ているのかは興味深いところだ。

特集目次

「COMNEXT」開催直前 主催者インタビュー
「通信・放送Week」から新生した国際商談展「COMNEXT」が6月に開催。
次世代通信技術&ソリューション展として、光通信、6G、ローカル5G、エッジAI、映像伝送などを網羅

光通信技術セミナー企画委員インタビュー

佐藤 良明氏【NTTエレクトロニクス】
FOE-S
2023年 日本国際賞 受賞記念講演

谷口 和彦氏【富士通オプティカルコンポーネンツ】
FOE-1
データセンターのスケーリングおよび機械学習ネットワークにおける光技術の進化と役割

黒部 立郎氏【古河電気工業】
FOE-2
光トランシーバ最新技術動向

岡安 雅信氏【華為技術日本】
FOE-03
高密度光インターコネクトのトレンドおよび主要技術

森 浩氏【アンリツ】
FOE-6
光ファイバが拓くインフラセンシングの未来

・鈴木 貴智氏【キーサイト・テクノロジー】
FOE-7
800Gb/s, 1.6Tb/s 光トランシーバの最新標準化動向

土井 健嗣氏【日本電気】
FOE-9
クラウド データセンターおよびAIクラスター向けの次世代光トランシーバー

和田 悟氏【フジクラ】
FOE-10
シリコンフォトニクス用光コネクタの最新技術動向

以下、後日更新
※各委員より、セミナーの魅力を紹介。