光通信、映像伝送ビジネスの実務者向け専門情報サイト

光通信ビジネスの実務者向け専門誌 - オプトコム

有料会員様向けコンテンツ

santecが、広い波長範囲とダイナミックレンジを持つベンチトップ型光パワーメータ(型式:OPM-200)を発表

テレコム 無料

 santecは3月3日、800~1700nmの広い波長範囲と+8~-80dBm の広いダイナミックレンジで正確な測定が可能なベンチトップ型光パワーメータOPM-200を開発したと発表した。

OFC2023(3/7~)のsantecブースにて展示予定。

 同製品は、フロントパネルに2個の光検出器を有し、リアパネルにリモートヘッドを2台まで接続することで、最大4個の光検出器で構成できる。また、多芯光ファイバや大口径ビームにも対応した積分球オプションも選択できる。さらに、特許取得済みのSDスライド検出器アダプタを搭載し様々な光コネクタ入力に対応している。フリースペース入力にも対応しているため、空間ビームの光学アライメントも可能だ。
santecは「本製品は、多くのオプション機能を有するため光コンポーネントの生産や研究開発など様々な用途でご利用いただける」とコメントを出している。

新製品の特徴

・広い波長範囲とダイナミックレンジ
波長範囲: 800 ~ 1700nm
ダイナミック レンジ: +8 ~ -80dBm

・ 高速サンプリング
平均化時間が50μsから1sまで選択可能な最大サンプリング1MHz

・ 多くのオプション機能

積分球検出オプション: 多芯光ファイバ、大口径ビーム測定に最適
アナログ出力: 光学アライメントに最適
ロギング機能: 最大128,000ポイントのバッファ出力