丸文、GPS/GNSS 試験装置の英スパイレント社と国内代理店契約締結
DX/IoT/AI 無料 丸文は9月20日、GPS/GNSSシミュレータ関連の試験装置メーカー英国Spirent Communications PLC(以下、スパイレント社)と国内販売代理店契約を締結し、同社のGPS/GNSS シミュレータ関連製品の販売を開始したと発表した。
スパイレント社は、ハイエンドからローエンドの様々なGNSS 関連試験が可能なシミュレータや、干渉波や妨害波の検出器、GNSS 信号を含むRF 信号の記録/再生が可能なRF レコード&プレイバック製品など、GNSS を使った機器を設計・製造・運用する企業様向けに多彩なラインナップがあり、ユーザの課題を解決するために最適なソリューションを提供している。
丸文では、時刻周波数関連製品である、ネットワークタイムサーバ、基地局同期ソリューション、RF スキャナ、ネットワークモニタリングシステム、次世代ネットワーク同期ソリューションなど高度なネットワーク関連機器を多数取り扱っている。スパイレント社は、同製品群の基準信号として多く使用されているGNSS 信号を擬似的に生成するシミュレータ製品、干渉波/妨害波を検出するディタクタ製品、実環境のGNSS 信号を記録/再生することができるRF レコーダ&プレイバック製品を提供しており、これらスパイレント社のポジショニングテクノロジー製品をラインナップに加えることで、同期精度やうるう秒挿入試験など同期に関する様々な試験にトータルソリューションを提案することが可能になる。丸文は「これにより、時刻周波数同期分野での事業を強化し、防衛、宇宙、通信、自動車、IOT など様々な分野においてGNSS テストソリューションを提供していく」としている。
スパイレント社GNSS シミュレータの特長
高精度で柔軟な擬似信号、マルチ周波数の生成ができ、GPS/GNSS 信号を活用したチップセットから自動運転まで、各種GNSS を組み合わせた様々な試験が可能だ。
対応GNSS:GPS, QZSS(準天頂衛星システム), GLONASS, BeiDou,Galileo, SBAS など
対応信号:L1/E1/B1,L2/B2, L5/E5 など
丸文は、システム提案/構築からシナリオ作成まで柔軟に対応可能なプロフェッショナルサービスを提供していくという。