フルーク・ネットワークス、業界初のフラッシュライト内蔵で、オート・フォーカス機能を搭載した、スリムな光ファイバ端面検査スコープ「FI-500 FiberInspector Micro」を提供開始
データセンタ/LAN 無料大型ディスプレイで鮮明な端面画像を素早く確認でき、データセンタなどの現場で役立つ機能を複数搭載しながら、従来製品の約1/2 の価格を実現
TFF フルーク(以下、フルーク・ネットワークス)は、業界初のフラッシュライト内蔵で、オート・フォーカス機能を搭載した光ファイバ端面検査スコープ「FI-500 FiberInspector Micro(ファイバーインスペクター・マイクロ)」を9 月20 日に提供を開始する。価格は 270,000 円~(税別)。
光ファイバ端面(フェルール端面)の汚れは、シングルモードおよびマルチモードの光ファイバー・システムの問題の主な原因となっている。しかし、データセンタや企業ネットワークの配線クローゼットの設置場所は狭くて暗く、作業効率の悪い場所となっている。「FI-500 FiberInspector Micro」は、ケーブルが密集している現場でも、データセンタ技術者や企業の通信技術担当者、ケーブル敷設技術者が難なく迅速に作業を行えるように、手元のポートを明るく照らす内蔵フラッシュライトPortBright(ポートブライト)を搭載した、狭い箇所でも使いやすいスリムでコンパクトなプローブを装備している。
さらに、オート・フォーカス機能によって光ファイバ端面検査を即座(約2 秒)に検査できるオート・フォーカス機能の他、一時停止ボタンを使い、バックライト付きの大型ディスプレイ(320×240)でより詳細な検査を行うことができる等、光ファイバ配線の施工や測定の効率を大きくアップさせることができる。
FI-500 は、シンプルな手動検査スコープと高価な自動検査スコープの中間に位置付けられています。手動検査スコープの使いやすさと実用性とともに、上記の通り、大型バックライト・ディスプレイ、静止ビュー、オート・フォーカス機能の他、あらゆるファイバ端面を検査できるさまざまなチップが用意され、高価格スコープと同様の高機能を提供しながら、自動検査スコープの約1/2 の価格を実現している。
「FI-500 FiberInspector Micro」は、「FI-500 FiberInspector Micro」本体、4 種類のプローブ・チップ(1.25mm、2.5mm、SC、LC)、ケース、充電式バッテリ、および汎用電源アダプタ付属、といったセット構成となっている。
光ファイバ・パッチ・パネルの高密度化による、検査難度の高まりに対応し、データセンタや企業ネットワークでのトラブルシューティングを迅速に行えるコンパクトな検査ツール
今日、光ファイバのパッチ・パネルは高密度化が進み、検査が難しくなっている。そして、ほとんどのデータセンタや企業ネットワーク等の配線クローゼットは薄暗く照明が届き難い環境下にあり、従来、テストを行うパッチ・パネルでのケーブルやポートの見分けが困難な状況にあり、手間のかかるものだった。
今回の新製品「FI-500 FiberInspector Micro」は、そのような現場ニーズに応え、業界初の内蔵フラッシュライトProtBright を搭載。狭い場所での作業を想定してスリムな小型プローブを採用し、簡単なプッシュボタン操作を可能にする等、検査プロセスを簡素化するための設計が施されている。さらに、オート・フォーカス機能によって端面の鮮明な画像を約 2 秒で確認でき、一時停止ボタンを使い、従来よりも大型(320×240)の鮮明な静止画像で、詳細な検査を行うこともできる。
光ファイバ端面検査スコープ「FI-500 FiberInspector Micro」の主な特長
- 特許取得中のフラッシュライトPortBright を内蔵し、暗い場所や配線の複雑なパッチ・パネルでの接続作業を容易にする。
- 狭いパッチ・パネルでの作業を容易にした、スリムな小型プローブ(117mm×51mm×23mm)を採用。
- 従来より大型(320×240)のバックライト・ディスプレイに、ワンボタンの簡単操作で高解像度な端面画像が確認できる。
- 調整に時間がかかった従来のマニュアル・フォーカスに代わる、オート・フォーカス機能を搭載。手動/自動が選択できる。
- ほとんどすべての光コネクタをサポートするプローブ・チップ(1.25mm、2.5mm、SC、LC)が付属されている。