新製品ギガビットイーサネット・スマートPoE+スイッチ「AT-GS950/28PS」をリリース
データセンタ/LAN 無料アライドテレシスは9月5日、ギガビットイーサネット・スマートPoE+スイッチ「AT-GS950/28PS」、およびアカデミック製品「AT-GS950/28PS-T5アカデミック」の出荷を9月12日より開始すると発表した。
AT-GS950/28PSは、10/100/1000BASE-Tポートを24ポートとSFPスロットを4ポート装備したギガビットイーサネット・スマートPoE+スイッチ。10/100/1000BASE-TポートはIEEE 802.3at準拠のPoE+機能を搭載し1本のイーサネットケーブルで通信データと大容量電力供給を可能にする。
AT-GS950/28PSは、185Wの最大供給電力に対応しており、1ポートあたり15.4W PoE給電時には最大12ポート、30W PoE給電時には最大4ポートまで電源供給を行う。VLANやQoS、LDF検出機能などインテリジェントスイッチが持つ機能を備え、Web GUIを実装し、Webブラウザを利用した保守・管理が可能だ。
主な特長は次の通り。
Webマネージメントによる簡単設定
Web GUIを実装し、Webブラウザを利用した保守・管理が可能。ポートミラーリング、VLAN、ファームウェアアップデート、設定ファイルアップデートなど、さまざまな設定が可能だ。
ループガード
接続ミスなどで発生するネットワークのループを検出し、ポートをディセーブルにするループガードに対応している。この製品はLDF検出をサポートしており特殊フレームの送受信によりループを検出する。ループ収束後は自動的に通信を復旧させる。
多彩なVLAN
IEEE 802.1Q準拠のタグVLANとポートベースVLANをサポート。さらにマルチプルVLANにも対応しているので、セキュリティを必要とするネットワークに最適だ。
ポートトランキング
ポートトランキング機能により、複数の物理ポートを論理的に束ねることで、最大8Gbpsの高速リンクを構成することができる。
IEEE 802.1X認証機能対応
認証モードとしてSingle Host/Multiple Hostに対応。LANにおけるユーザ認証が可能だ。また認証方式は、MD5/TLS/TTLSをサポート。さらに、付加機能としてIEEE 802.1XダイナミックVLANをサポートし、より強力、かつ柔軟なユーザ認証環境の構築が可能だ。
PoE+(IEEE 802.3at)に対応
従来のPoE(IEEE 802.3af)に加え、大容量給電が可能なPoE+(IEEE 802.3at)に対応している。AT-GS950/28PSは、ポート1~4では1ポートあたり30.0W、ポート5から24では1ポートあたり15.4W、装置全体として185Wまで給電可能なため、PoE+対応無線LANアクセスポイントやネットワークカメラなどのさまざまなPoE+受電機器が接続可能だ。
動作環境温度45℃、壁面への設置可能
動作時温度45℃に対応し、高温環境下への設置が可能だ。
オプション(別売)の壁設置ブラケットを使用することで、簡単に壁面に設置できる。