テレビ大阪による天神祭4K生中継トライアルに参加
映像伝送/CATV 無料 営電は8月9日、テレビ大阪の生中継でHD-SDI回線を使った4K伝送を担当したと発表した。
大阪で毎年7月25日に開催される日本三大祭りの一つ「天神祭」において、テレビ大阪では祭のフィナーレを飾る花火の生中継を毎年行っている。そこで今回、営電は局内~川岸~技術局内観覧場所間をSDI-Hyper&QG7000A(PFU社製)にてHD-SDI回線を使った4K伝送を担当したという。同社は「当日はトラブルも無く、目の前の花火や松明の景色とTVに映った4K映像を実際にご覧頂き、高品質、低遅延の伝送を体感して頂いた。今後も放送局で一般的に使われているSDI回線に4Kの映像を流せるこの画期的なシステムを提案していきたい」としている。
SDI-Hyperは、HD-SDIの有効映像領域を活用し、1トラポン分(36MHz帯域)のSNG信号や4K信号(圧縮)をHD-SDIフォーマットに変換し伝送可能な装置。フジテレビジョン社との共同開発品だという。
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