小型光ファイバ融着接続機「NJ001A」及び「NJ001M4」を販売開始
テレコム 無料 古河電気工業は6月20日、新たに開発した小型光ファイバ融着接続機「NJ001A」及び「NJ001M4」の販売を6月末より開始すると発表した。
小型軽量化(S123A/M4 比 40%減)により、携帯性を大幅に改善し、様々な光ファイバ通信システムの建設や保守の施工現場において、融着接続機の据え付け場所を選ぶ煩わしさを軽減する。
また、着脱可能なファイバガイド V 溝を採用し、メンテナンス性向上を実現している。
背景
光ファイバ融着接続機は基本性能として光ファイバ心線を低損失に接続できることが求められている。光ファイバ心線の接続損失を増加させる要因のひとつである、軸ずれの発生を少なくするためには、ファイバガイドV溝の清掃が重要となるが、清掃が難しいという問題を抱えていた。
この問題を解決するために同社は、着脱可能なファイバガイド V 溝を採用し、清掃を容易にすることで接続損失増加の予防と、メンテナンスによる融着接続機の休止時間の抑制を可能とした。
光ファイバ通信システムの建設や保守が行われる施工現場では、光ファイバ心線を確実に接続する基本性能以外にも、使いやすさ、堅牢性、メンテナンス性等も重要な性能であることから、同社ではこれらの性能を満足する新製品を開発し、販売開始するという。
新製品は、単心光ファイバ接続専用のNJ001A、単心光ファイバから4心光ファイバテープ接続に対応したNJ001M4の2 機種をラインナップしている。
優れた耐落下衝撃性能(760mm 自然落下 5 面)を備え、IP52 相当の耐環境性能も実現している。
更新