アイ・ディ・ケイ、VIDEO OVER IP技術をベースとする4K@60(4:4:4)、HDCP2.2対応 HDMIネットワーク延長器「IP-NINJARシリーズ」の販売を2016年8月より開始
映像伝送/CATV 無料汎用10GbEスイッチの活用で業務用映像システム構築が可能
アイ・ディ・ケイは5月31日、デジタル化と高解像度化へ向かう業務用映像機器の流れの中で、高解像度映像伝送のIP化を可能にする【4K@60(4:4:4)、HDCP2.2対応 HDMIネットワーク延長器「NJR-T01UHD/NJR-R01UHD」】そして【専用コントロールボックスの「NJR-CTB」】の販売を2016年8月より開始、また【HDMI 4系統 ネットワーク延長器 「NJR-T04HD/NJR-R04HD」】の販売を2017年1月より開始すると発表した。NJR-01UHDはHDMI信号を光ファイバーケーブルでの長距離伝送はもちろん、従来必要とされたスイッチャや分配器などを使用せず延長、マトリクススイッチ、ビデオウォールなどが可能になる。
図:様々なシステム構築が可能。4K解像度とHD解像度の混在したシステムも構築できる。
【NJR-01UHD】 製品概要(2016年8月発売開始予定)
NJR-T01UHD / NJR-R01UHDはHDMI信号を光ファイバーケーブルで長距離伝送するHDMIネットワーク延長器。
フルハイビジョンの4倍の画素数となる高解像な4K@60映像信号を光ファイバーケーブルで長距離伝送し、RS-232Cの双方向通信とLANの伝送にも対応している。また、NJR-T01UHDに、NJR-R04HD(2017年1月発売開始予定)を受信器として組み合わせた場合は、4K解像度の映像を4分割してシンク機器に表示できる。
NJR-R01UHDに、NJR-T04HDを送信器として組み合わせた場合は、4K解像度の映像としてシンク機器に表示できる。
NJR-01UHDの主な特長
- 最大解像度 4K@60 (4:4:4)
- HDCP 1.4 / 2.2 対応
- ローカルモニタ出力可能
- 使用するSFP+モジュールごとの延長距離
マルチモードファイバ (OM3):300 m
シングルモードファイバ(OS1):10 km(オプション:30 km) - RS-232Cの双方向通信が可能
- LANの伝送が可能
- EDIDエミュレート機能
- コネクションリセット®機能
標準価格(税別)
マルチモードファイバ
送信器 NJR-T01UHD-MM・・・200,000円
受信器 NJR-R01UHD-MM・・・200,000円
シングルモードファイバ
送信器 NJR-T01UHD-SM・・・240,000円
受信器 NJR-R01UHD-SM・・・240,000円
【NJR-CTB】製品概要(2016年8月発売開始予定)
NJR-CTBは、IP-NINJAR専用コントロールボックス。ネットワーク上からNJR-CTBにアクセスし、GUI でNJR-01UHD、NJR-04HDの統合管理および映像切り換え、ビデオウォール、マルチビューなどIP-NINJARの設定、制御ができる。
NJR-CTBの主な特長
- ネットワーク上のIP-NINJAR機器を自動認識しリスト表示
- 機器名設定、グループ登録機能
- 表示パターンプリセット登録
- WEBブラウザによる操作で、別途設定ソフトウェアのインストール不要
- 制御コマンドにて、外部機器からの制御可能
標準価格(税別)
200,000円
【NJR-04HD】 製品概要(2017年1月発売開始予定)
NJR-T04HD / NJR-R04HDは、スキャンコンバータ内蔵のHDMI 4系統ネットワーク延長器。
4系統のHDMI信号を1組の光ファイバーケーブルで長距離伝送し、RS-232Cの双方向通信とLANの伝送にも対応している。
4 入力4 出力のマトリクススイッチャまたは分配器としても使用できる。NJR-R04HD 1 台で4 画面のビデオウォールを構築でき、複数台の同期機能を使用することで、より多画面のビデオウォールも構築可能だ。また、NJR-T04HD に、NJR-R01UHD を受信器として組み合わせた場合は、4K 解像度の映像としてシンク機器に表示できる。
NJR-R04HD にNJR-T01UHD を送信器として組み合わせた場合は、4K解像度の映像を4分割してシンク機器に表示できる。
NJR-04UHDの主な特長
- 最大解像度 QWXGA (RB)、1080p
- HDCP対応 ・デジタルケーブル補償機能
入力 最大10 m~30 m (NJR-T04HD)
出力 最大10 m~50 m (NJR-R04HD) - 動き適応型I/P 変換
- マトリクススイッチ機能
- 複数シンク機器への分配機能 (NJR-R04HD)
- スキャンコンバート機能
- アスペクト保持機能
- 使用するSFP+モジュールごとの延長距離
マルチモードファイバ(OM3):300 m
シングルモードファイバ(OS1):10 km (オプション:30 km) - リップシンク機能 (NJR-R04HD)
- RS-232Cの双方向通信が可能
- LANの伝送が可能
- EDIDエミュレート機能
- コネクションリセット®機能
標準価格(税別)
マルチモードファイバ
送信器 NJR-T04HD-MM・・・400,000円
受信器 NJR-R04HD-MM・・・400,000円
シングルモードファイバ
送信器 NJR-T04HD-SM・・・440,000円
受信器 NJR-R04HD-SM・・・440,000円