昭電は5月20日、最新 JIS安全性試験（JIS C 5381-11:2014）に対応し、安全遮断技術 SITSを採用した雷害対策製品 電源用SPD『AGN シリーズ』を開発し、発売を開始したと発表した。保護対象は電源設備、通信機器など。
　近年の地球温暖化などの影響でゲリラ豪雨と呼ばれる激しい雷雨が多発し、それに伴い落雷数も増加傾向に有る。そのため SPD などの雷害対策製品の需要も増加傾向となっている。その一方で想定以上の雷エネルギーにより SPD が故障し、電源短絡事故による火災にいたるケースも発生している。
　そこで総合安全企業の昭電では、最新の安全性評価試験規格である新 JIS（JIS C 5381-11:2014）をクリアし、製品の更なる安全性を追求した電源用 SPD のハイエンドモデル『AGN シリーズ』を開発したという。

電源用SPD AGNシリーズ（AGN-4）