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業界初 TD-LTE Band42試験でGCF認証を取得

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 ローデ・シュワルツ・ジャパンは5月16日、TD-LTE Band42 (WI-150-42)およびLTE-Advanced アップリンク・キャリアアグリゲーション(UL CA)、LTE-Advanced Pro アップリンク64QAMの認証を取得したと発表した。
 プロトコルおよびRFコンフォーマンスは、グローバル認証フォーラムGCFで指定されたデバイス認証の重要な試験項目の一つ。最も先進的なチップセット・ソリューションを使用するモバイルメーカーは、TD-LTE Band42 、UL CAおよびUL 64QAMに必要なGCF要件に合わせてデバイスの認証試験を実施できるようになる。
 本認証は、アメリカ、ニュージャージーで開かれたCAG#46において認められたという。

TD-LTE Band42 (WI-150-42)

 TD-LTE Band42 (WI-150-42)は、3GPPリリース9エンハンスメントで定められた一部だ。日本の大手ネットワーク事業者は、 ヨーロッパR&TTEの指令 EN 301 908 v7.0.1の一部である、3.5GHz TD-LTE band 42 のライセンスを既に取得しており、 年内のサービス開始に向けて準備を進めている。

LTE アップリンク・キャリアアグリゲーション (LTE UL CA)

 LTE UL CAは、3GPPリリース12で定められた仕様の新しい項目だ。本仕様は、1ユーザに対して2のLTEアップリンク・チャネルを束ね、アップリンクのデータ・レートを効率的に2倍にする。これにより、現状可能なLTEユーザあたり50Mbpsの最大アップリンク・データ・レート(アップリンク16QAMの場合)を100 Mbpsへ増加させることを可能にする。

LTE アップリンク64QAM (LTE UL 64AQM)

 LTE UL 64QAMは、LTEアップリンクの新しい変調スキームとして3GPPリリース13で取り入れられた仕様だ。現行の4bit/LTE UL 16QAMシンボルの代わりに6bit/LTE ULシンボルを用いることでアップリンクのデータ・レートを向上させる。これにより、アップリンクのデータ・レートを50%増加させることが可能だ。LTE64QAMは、LTEプラットフォームの飛躍的な効率改善のための機能追加となる。

 LTE UL CAとLTE UL 64QAMを併用することにより、最大でアップリンクのデータ・レートを150 Mbpsへ増加できる。ソーシャルネットワーキングやクラウドサービスなどの普及により高データ・レートのアップリンクの要求に対処可能な仕様です。

 本認証により、ネットワーク事業者、チップセットおよびモバイル機器メーカーが、ユーザ機器の認証を助け、無線セルラーネットワークにおける高いサービス品質維持において主導的な役割を担っていることが改めて実証された。

R&S CMW500プロトコルテスタ は、拡張性を有したGCFおよびPTCRB認証テスト・システム。本システムは、3GPP36.523-(プロトコルテスト)におけるリリース8からリリース13までをカバーした認証テストを提供する。

R&S CMW500プロトコルテスタ は、拡張性を有したGCFおよびPTCRB認証テスト・システム。本システムは、3GPP36.523-(プロトコルテスト)におけるリリース8からリリース13までをカバーした認証テストを提供する。


R&S TS8980は、拡張性を有したGCFおよびPTCRB認証テスト・システム。本システムは、3GPP36.521-1 (Tx, RX, パフォーマンス)、36.521-3 (RRM) におけるリリース8からリリース13までをカバーした認証テストを提供する。

R&S TS8980は、拡張性を有したGCFおよびPTCRB認証テスト・システム。本システムは、3GPP36.521-1 (Tx, RX, パフォーマンス)、36.521-3 (RRM) におけるリリース8からリリース13までをカバーした認証テストを提供する。