フルーク・ネットワークス、「OptiFiber Pro OTDR」 用双方向テスト・ソフトウェア「SmartLoop™」を提供開始
データセンタ/LAN 無料フルーク・ネットワークスは4 月27日、OTDR認証テスタ「OptiFiber Pro(オプティファイバー・プロ)OTDR」シリーズ用に開発された双方向テスト・ソフトウェア「SmartLoop」を提供すると発表。「SmartLoop 機能」を使って得られた試験結果は、スマートフォンやタブレット等からソフトウェア経由でいつでもどこからでも確認ができるため、利便性の向上とともに早期の試験結果の検証が現場から離れたところからでも迅速に行える。また、「SmartLoop」対応の「OptiFiber Pro OTDR 」シリーズも4 月28 日より提供を開始した。
「OptiFiber Pro OTDR」シリーズは、企業ネットワーク、データセンターにも適したトラブルシューティング・ツールとして定評のあるOTDR認証試験用テスタ。
「SmartLoop」機能は、リンクの片端から1 回の試験で 2 本の光ファイバを双方向で測定できることが可能となるため、従来の方式よりも光ファイバ配線の試験時間を50% 以上低減することができるという。また、光ファイバ配線コンポーネントの規格であるTIA-568.3-D の中で要件と定められている双方向測定値の平均値計算結果を瞬時にレポートすることで、本来合格すべき試験結果が間違って不合格となる可能性を排除することも可能だ。(「SmartLoop」は「双方向テスト結果平均化ソフトウェア」となる)
従来のハードウェア搭載の「SmartLoop」 試験結果をソフトウェア経由での閲覧を可能にすることで、 スマートフォンやタブレット等のマルチデバイス対応が実現し、試験をするためにわざわざ遠く離れたリンクの遠端にテスタを持ち歩いて行く必要はなくなり、危険な場所での作業中のテスタの落下事故もなくなる。 その上、軽くて便利なスマホやタブレットが使えるため、配線工事業者にとって、現場での利便性の向上や、各プロジェクトにおける利益率向上への一助にもなる。
双方向テスト・ソフトウェア「SmartLoop」対応の「OptiFiber Pro OTDR 」シリーズの価格は105 万円~(税別)。既に「OptiFiber Pro OTDR 」シリーズのユーザになっている場合は、フルーク・ネットワークスのウェブサイトから無償でアップ・グレードが可能だ。(フルーク・ネットワークスのウェブサイト: http://jp.flukenetworks.com/)