マスプロ電工は、CATV、BS屋外（内）用光受信機（V-ONU）ORD7BT2を4月20日より発売を開始した。
ORD7BT2は、4月11日に発売された光受信機（V-ONU）ORD7BCTR3と同様、小型縦長構造によるスリム化により、同社従来品と比べ設置面積が約30％減のスペースで設置できるので、狭いスペースでの設置が容易になり、工事業者の作業時間が短縮できる。電源部には異常を知らせる機能を搭載することで、施工面での利便性を図っている。
　受信周波数帯域は70～770MHzと1000～1500MHzで、地上波デジタル信号9波＋BS信号12波を伝送可能。光入力レベルは、○－17～○－7dBmと低入力に対応しているので、多分岐構成でのシステム構築が可能だ。
定格出力レベルは85dBµV（70～770MHz）、90dBµV（1000～1500MHz）と高出力になっているので、宅内分配のシステム設計が容易だ。
　光ファイバトレイを内蔵しているので、光ファイバの接続が機器内で行える。機器内にはメカニカルスプライスなど3個、WDMフィルタ1個、SCアダプタ2個を固定できるので、外部にローゼットボックスなどを設置する必要がない。