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370Gbpsのスループット性能、高密度ポートの「A10 Thunderシリーズ」最上位モデルを提供開始

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 A10ネットワークスは12月20日、アプリケーションサービスゲートウェイであるA10 Thunder ADC/CFW /CGNの各シリーズにおいて、最上位のハイエンドモデルのアプライアンス「A10 Thunder 7655S」を2022年第1四半期より日本市場にて提供開始することを発表した。

 同社は「A10 Thunder 7655Sは、最高で370Gbpsのスループット性能を備え、100GbEインターフェイスを16ポート搭載と高密度なポート収容を実現した、サービス事業者向けの最上位のハイエンドモデルだ」と説明している。

A10 Thunder 7655S

 TLS 1.3対応の最新のTLS/SSL処理専用ハードウェア、及びセキュリティ・ポリシー適用の高速化を実現する専用ハードウェア「SPEモジュール」も搭載し、セキュリティ強化も促進する。
 同社は「A10 Thunderシリーズは、サービス事業者の可用性とセキュリティを確保するための多様なネットワーク・セキュリティ機能を提供しており、ハイエンドモデルを拡充()することで、ニューノーマル時代において高まり続ける、サービス事業者の性能とセキュリティに対する要求に対応する」との考えを示している。

()最上位のハイエンドモデルは、DDoS対策専用アプライアンス「A10 Thunder TPS」シリーズにおいて、1.5Uの筐体で最大1.2Tbpsの防御性能と380Gbpsのスクラビング(浄化)性能を備えた「A10 Thunder 7655 TPS」が、今年10月に先行して発表されている。(関連記事はこちら)
今回の発表により、次世代アプリケーション・デリバリー・コントローラー「A10 Thunder ADC」、統合型ADC+ファイアウォール製品「A10 Thunder CFW」、IPv4枯渇対策/IPv6移行ソリューション「A10 Thunder CGN」の各シリーズにおける最上位のハイエンドモデルが追加されることになる。