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古河電工が、富士通オプティカルコンポーネンツを子会社化

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 古河電工は12月12日、富士通の100%子会社である富士通オプティカルコンポーネンツ(以下、FOC)の全株式を取得し、子会社化すると発表した。株式取得日は2025年4月1日を予定している。

 古河電工は、光通信分野において黎明期から続く光デバイス・光部品分野での長年の技術の蓄積を生かし、レーザダイオードモジュールやスプリッタなど高品質な製品を世界中へ供給しており、光通信の最先端領域の拡大に貢献している。
 FOCは、光変調器や光受信器、またこれらを利用した光トランシーバの開発、製造、販売をしている。特に光通信の大容量化で重要な技術となる広帯域・高速変調特性に優れたLNを用いた高速光変調器ではリーディングカンパニーとして長年世界トップレベルのシェアを有している。

 古河電工は「当社は、FOCのもつLN技術と当社のもつ光半導体光源技術を結集することで、5G/B5G時代の光ネットワークに要求される高速・小型のハイブリッド集積デバイスおよびこれらによる低消費 電力・広帯域化に対応した光トランシーバの供給が可能となり、両社の更なる発展に寄与できるものと判断し、FOCの子会社化を決議した。当社は、今回の株式取得後も、富士通と引き続き連携し、持続可能な未来社会を支えるネットワークの実現に貢献していく」としている。