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リボンが、400ZR+と800ZR+の両ポートを備えた業界初のコンパクト・モジュラー Sledをライブ・デモ

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相互運用可能なPCSを搭載した800G ZR+のデモにより、メトロから長距離まで、トランスポートのTCOを劇的に削減

 Ribbon Communications(アメリカ、テキサス、日本法人:リボン・コミュニケーションズ)は10月10日、NGON / NetworkX(10 月8日~10日:フランス パリ)において、単一のSledで400G ZR+をサポートし、800G ZR+へのアップグレードが可能なコンパクト・モジュラ・ソリューションを業界で初めてデモンストレーションしたことを発表した。(情報提供:共同ピーアール)

 Ribbon Communicationsの最高執行責任者(COO)兼執行副社長(EVP)のサム・ブッチ(Sam Bucci)氏は「AI時代には、電力とコストを最適化した近/中距離伝送や長距離伝送を求められており、リボンはプログラミング可能なソリューションで業界をリードしている」とし、「このデモンストレーションは、業界が必要とする柔軟性と性能を提供し、技術革新に対する当社のコミットメントを強調するものだ。当社のソリューションは、単一のSledで近/中距離伝送と長距離伝送を融合させ、性能とコスト効率を高める。これはネットワークの変革を可能にする次なるステップだ」とコメントを出している。

 ライブ・デモはリボンのコンパクトモジュラープラットフォーム「9408」上で行われ、2RUあたり25.6Tという業界トップクラスの高密度と0.07W/Gを下回る驚異的な低消費電力を特長としている。これによりスペース、電力、冷却コストを削減し、TCOを大幅に削減する。リボンは俊敏な新技術の採用という戦略を継続し、今回Acacia社製のデルファイ第9世代4nm DSPを搭載した、131Gbaud 800G ZR+ QSFP-DDトランシーバ(相互運用可能なPCS付き)を採用している。
 また、9408プラットフォームは、5nm-140Gbaud技術を用いて容量と到達距離を最適化した光伝送(1波長あたり最大1.2Tまで)もサポートしている。

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