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住友電気工業が、光機器事業の国内子会社の再編

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 住友電気工業は7月1日、2024年10月1日(予定)付で、いずれも同社の完全子会社である住電オプコム(以下、SOC)、日本通信電材(以下、NTD)および住友電工オプティフロンティア(以下、SEOF)間において、事業再編を行うことを発表した。

 住友電気工業は「2030年に向けた長期ビジョン『住友電工グループ2030ビジョン』における情報通信分野のめざすべき姿として、次世代通信ネットワークの構築に貢献していくことを掲げている。当社はこれまで、材料技術の強みとこれらをベースとした光ファイバや各種デバイス、機器製品などの多彩な製品群を展開しているが、光機器事業のグループシナジーおよび体制強化、投入リソースの最適化を図り、成長分野への対応力を向上すべく、再編する」と説明している。

事業再編の概要
・SOCの事業のうち、光電子機器製品事業について、営業を住友電気工業に、製造をSEOFにそれぞれ事業譲渡
・上記事業譲渡の後に、SOCとNTDは、SOCを消滅会社、NTDを存続会社として合併

 住友電気工業は「SOCの培ってきた技術と当社、SEOFおよびNTDが保有する営業・開発・製造・技術を再編し融合させることで、技術革新の速い情報通信市場で早期に新たなビジネス・製品を産み出し、光機器事業の発展に努めていく」としている。

各社の概要(発表時)