光通信、映像伝送ビジネスの実務者向け専門情報サイト

光通信ビジネスの実務者向け専門誌 - オプトコム

有料会員様向けコンテンツ

オプトマインドとマックスリニアが、ECOC 2023でPAM4 112Gbps OSFP 800Gbps SR8トランシーバソリューションを実演

データセンタ/LAN 無料

 オプトマインドとマックスリニアは10月2日(スコットランド、およびグラスゴー)、ECOC 2023で、800Gbps対応OSFP AOCとSR8光トランシーバを実演すると発表した。(情報提供:ビジネスワイヤ)

 オプトマインドは、マックスリニアの5nmキーストーンPAM4 DSPを使用して、業界最高クラスのPAM4 100Gbps/レーン対応SR光トランシーバとAOCを開発したという。

 データ転送速度が1レーンあたり100Gbpsに向上すると、データセンタ(特にAI/MLとHPC)のエコシステムが劇的に変化する。トレーニングAIとGPTのワークロードは、ショートリーチリンクによるラックスイッチを介して接続された多数のサーバを利用する巨大で高密度なネットワークを駆動する。オプトマインドとマックスリニアは「我々が共同で開発した低消費電力で高性能のAOCとトランシーバは、これらの用途に最適だ」としている。

 オプトマインドは、最小限の消費電力で高い性能を発揮する800Gbps対応SR8トランシーバ向けの業界最高クラスのソリューションとしてマックスリニアの5nmキーストーンPAM4 DSPを採用し、市場の需要に応えた。800G AOCと800G SR8トランシーバはいずれもカスタマーサンプルの段階に入っており、今年第4四半期末までに量産が開始される予定だ。

 両社は「独自の設計を導入し、最もシンプルな構造を実装したオプトマインドの革新的な光学エンジンソリューションは、光学とメカニクスの完全統合を実現する。また、その特許取得済みのプリアライメント済みOSAアーキテクチャによって、製造工程がアライメント装置を使わない迅速かつシンプルな独自の工程となり、総製造コストを大幅に削減する超大量生産を実現するゲームチェンジャーとなる」と説明している。

関連記事