SENKO Advanced Components(以下、SENKO)は1月24日(マサチューセッツ州ハドソン)、米国のUS Conec（以下、USC）が製造販売するMDCおよびMMCコネクタとアダプタ製品がSENKOの保有する特許を侵害したとして、米国デラウェア州の連邦裁判所に訴訟を提起したと発表した。(SENKOは、センコーアドバンスの米国子会社。本ニュースは、センコーアドバンスが1月25日に日本向けに訳して発表したもの)

　SENKO は、業界で最も広範な VSFF製品群を開発するため、多大な時間と資源を投入してきた。現在、この技術をカバーする70以上のVSFF関連特許を取得するに至っており、さらに多くの特許を申請中だ。VSFF 関連の製品ポートフォリオを構築するための投資という観点から、その貴重な知的財産を保護するための措置を講じる必要があると考え、今回の訴訟提起を行ったという。

　今回の訴訟においてSENKOは、USCがSENKOが持つ7つの特許を侵害していると主張しており、今後も侵害が継続することを憂慮している。これらの特許は、特にコネクタのラッチ構造、アダプタの構造、極性変更などを対象としている。

提訴の概要
提訴日：2023年1月24日(現地時間)
提訴先：米国　デラウェア州　連邦地方裁判所
原告：SENKO Advanced Components, Inc
被告：US Conec, Ltd
提訴内容：USC社が 製造販売するMDCおよび MMCコネクタとアダプタ製品が、SENKOの保有する以下の特許（米国特許番号11,307,369、11,333,836、11,340,413、11,415,760、10,191,230、11,181,701および11,061,190）を侵害したとして、訴えを起こした。

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