原田産業は、平河ヒューテックの10G PTP対応スイッチHUB Dioシリーズ「Dio T612」と「Dio T512」を、2023年春から受注を開始すると発表した。

　高精度時刻同期(PTP)対応のSFP+（10Gbps）8ポート、SFP28（25G）4ポート、管理ポート(10M/100M/1Gbps) 1ポートを装備した管理機能型Layer2スイッチングハブで、IEEE 1588v2 PTPに対応できる。
　クロックタイプは、「Dio T612」がBC・TCタイプ、「Dio T512」がTCタイプとなる。

「Dio T612」の外観

製品概要
●ポート構成：SFP+（10G） ×8、SFP28（25G）×4、10M/100M/1G×1
●PTP時刻同期：IEEE-1588v2、SMPTE ST2059-2、ITU-T G.8275.1、G.8275.2
●ジッタ：TCモード（30ns以下）、BCモード（200ns以下）
（※IEEE1588v2の規格では1μs以下）
●OCXO搭載
●PTPの詳細パラメータ設定が可能
●安定したPTP自走機能
●BMCA対応
●E2E / P2P、One-Step / Two-Step対応
●電源冗長化対応（リダンダント電源）

放送のIP化で必須となるIEEE1588v2 PTPのSMPTE ST 2059-2に対応。GPS/グランドマスタークロックから時刻情報を取得し、映像の通信経路を同期させる。