ルーメン・テクノロジーズが、日本市場で高速エッジコンピューティング・ソリューションの提供を開始
DX/IoT/AI 無料遅延を大幅に削減、セキュリティとパフォーマンスを最大化
ルーメン・テクノロジーズ(Lumen Technologies。以下、ルーメン)は11月7日、日本およびAPAC市場向けにエッジコンピューティング・ソリューションの Lumenエッジベアメタルの提供を開始した。
ルーメンは、第4次産業革命における企業のイノベーションとデータ集約型アプリケーションをサポートするために、エッジインフラとサービス群に継続的に投資している。
Lumenエッジベアメタルは、専用の従量課金制のサーバ ハードウェアを提供する。サーバは、ルーメンのグローバル ファイバネットワークに接続した分散ロケーションでホストされる。ルーメンのファイバネットワーク上で5msec以下の遅延を実現するように設計されたエッジノードでアプリケーションを実行することにより、卓越したパフォーマンスを提供する。また、セキュリティと接続性を強化し、データを分離して保護するように設計されている。
ルーメンは「統一されたプラットフォーム上でアプリケーションと作業を実行できるため、お客様は時間のかかるインフラの導入よりも、アプリケーションの開発に集中することができる。このサービスは、日本とシンガポールに配置されたルーメンのエッジと、APAC における ルーメンの高度に接続されたネットワークを活用して提供される」と説明している。
ルーメン・テクノロジーズ APAC のマネージングディレクターであるフランシス・サンガサミー氏は「当社のエッジコンピューティング・ソリューションを、急成長する日本および APAC 市場に提供できることを嬉しく思っている。同地域では、最先端で、ブロックチェーン技術を使用してイノベーションを推進する企業のお客様が多く存在している。小売、製造、金融サービスなどの主要産業のお客様は、超低遅延を要求するアプリケーションやワークロードをエッジで展開することができるようになった。ルーメンのサービスは、お客様のビジネスの勢いを維持できる効率的で信頼性の高い運用を実現する」とコメントを出している。
Lumenエッジベアメタルのアジアでの最初の導入は、日本とシンガポールで、顧客はブロックチェーン技術の世界的な非営利団体であるソラナ財団だという。
ルーメンは「当社のサービスを利用することで、ソラナ財団は、ネットワーク上のノード操作や開発者向けに高速なエッジコンピューティングインフラを提供し、ブロックチェーン検証者のグローバルコミュニティや、アプリケーション プログラミングのインターフェイス提供者および開発者をサポートしている」と説明している。