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第46回技能五輪国際大会(京都大会)情報ネットワーク施工職種で金メダルを獲得【エクシオグループ】

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 エクシオグループは10月20日、京都市勧業館「みやこめっせ」(京都府京都市)で開催された「第46回技能五輪国際大会」(10月15日~18日)の情報ネットワーク施工職種に、エクシオグループの海老原 徹選手が日本代表として出場し、金メダルを獲得したと発表した。

 技能五輪国際大会は、各国の青年技能者(一部の職種を除き原則22歳以下)が技能を競うことで、参加各国の職業訓練の振興と青年技能者の国際交流・親善を目的として2年に1度世界各地で開催され、今回は、62職種に58カ国・地域から1,000名以上の選手が出場した。
 海老原選手が出場した情報ネットワーク施工職種は、12の国と地域から選手が出場し、情報ネットワークの信頼性、安全性および高速性を担保するため極めて繊細な技能が求められる①光ケーブル配線システム、②汎用ケーブル配線システム、③スマートホームアプリケーション無線技能、④光接続スピード競技、⑤トラブルシューティングの5つの課題に挑み、情報ネットワークの基盤構築に必要な施工技能・測定技能などを競い合った。

 今回の大会は中国・上海ですべての競技が開催される予定だったが、新型コロナウイルスの世界的な感染拡大の影響により中止となり、開催を望む多くの声により代替措置が検討され、日本を含む15カ国で分散開催されることとなった。
 海老原選手は、五輪育成チームの全面バックアップのもと、競争の激しい国内大会を勝ち抜いた自信と、本大会に向けての厳しい訓練を重ねた成果を遺憾なく発揮し、同職種の国際大会・日本9連覇という大きなプレッシャーのなか、金メダル獲得という快挙を成し遂げたという。
 エクシオグループは「今後もさらなる技術力の強化・向上ならびに優秀な技術者の育成を図り、社会に貢献していきたい」との考えを示している。

大会の様子