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日本企業のDXを加速させる「Webex Callingライセンス」および「Webex Calling 対応端末」を提供開始【NTT東日本】

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NTT東日本とシスコが目指す中堅・中小企業のハイブリッドワーク

 NTT東日本は10月13日、これまで「ひかりクラウド電話」の接続先としていたシスコシステムズ(以下、シスコ)のクラウド電話サービス「Webex Calling」について、「Webex Callingライセンス」および「Webex Calling対応端末」 (以下、「Webex Calling」)として、2022年10月31日から提供を開始すると発表した。

 NTT東日本では、クラウド型の統合コミュニケーションサービスとして高い評価を受ける「Webex Calling」と、場所を問わずにオフィスの固定電話番号で発着信ができる「ひかりクラウド電話」のワンストップ提供により、中堅・中小企業のユーザのハイブリッドワークに必要なサービスの導入や運用、問い合わせに一貫して対応することが可能となる。NTT東日本は「当社とシスコが連携し、電話でのビジネスを重要視されるお客さまのハイブリッドワーク環境の整備を強力にサポートしていく」との考えを示している。

提供の背景・目的

 NTT東日本は、これまでも「ひかりクラウドPBX」や「ひかりクラウド電話」の提供により、コロナ禍における在宅勤務をはじめとした、場所に捉われない働き方を志す企業のユーザのリモートワーク環境の整備に貢献してきた。
 シスコの「Webex Calling」は、その高度な品質や機能、利用端末の豊富さから幅広い業界・業種のユーザによる利用実績がある。今年6月から「ひかりクラウド電話for Webex Calling」として接続を開始し、特に中堅・中小企業のユーザから一層の評価を得ている。
 そのような中、「ひかりクラウド電話for Webex Calling」のみならず「Webex Calling」についてもワンストップで提供してほしいと、多くの要望がNTT東日本に寄せられていたという。
 特に、中堅・中小企業においては、コロナ禍をきっかけとした働き方の変革を受け、リモートワークと出社が混在する「ハイブリッドワーク」の実現という新たな課題が生じている。
 そこで、これまで「ギガらくWi-Fi」等の販売を通じてユーザのオフィス環境の無線化・ネットワーク環境の拡充に取り組んできたNTT東日本とシスコは、連携分野をさらに拡大し、ユーザのニーズや課題に応えるべく、「Webex Calling」等をNTT東日本より提供する。
 NTT東日本は「今後も、オフィス内のネットワーク環境からコミュニケーションサービスまでを一元的に提供・サポートしていくことで、中堅・中小企業のお客さまのDX推進や働き方改革の実現を強力に推進していく」とコメントを出している。

サービス概要

Webex Callingライセンス

「ひかりクラウド電話for Webex Calling」での発着信やWeb会議等を実現するライセンスを提供する。

Webex Calling 対応端末

卓上での発着信を可能とする電話端末およびWeb会議端末等を提供する。

記者会見の様子は後日掲載。