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フジクラが、佐倉事業所内に間欠接着型光ファイバ心線(SWR)新工場を建設

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SWR生産量を30%増産

 フジクラは10月12日、光ファイバ関連生産工場の建設をすると発表した。
 同社は「新工場の稼働は2025年を予定している。稼働後、12心間欠接着型光ファイバ心線(SWR:Spider Web Ribbon)の生産量は30%程度増える見通しとなる」としている。

 新工場は、現在、光ファイバの国内生産拠点となっている佐倉事業所(千葉県佐倉市)に建設される。工場面積は約3000㎡。12心SWRは、細径高密度型光ファイバケーブル(WTC)に実装される。
 
 新工場ではDX(デジタルトランスフォーメーション)やGX(グリーントランスフォーメーション)を採り入れ、省人・省エネを進めるとともに生産効率を高めていくという。

 フジクラは「今後も、世界的に需要が高まる高度情報インフラの構築に貢献できるよう、取り組みを進めていく」としている。

SWRは、複数の光ファイバ心線を長手方向に間隔を空けて(間欠)接着したフジクラ独自のテープ心線。柔軟性に富んでいるため、ケーブル内の高密度実装が可能であり、細径化、高密度化に寄与する。