NTTの尾上氏が、ITU電気通信標準化局長選挙に当選
モバイル/無線 無料NTTは9月30日、ITUの全権委員会議(ルーマニア・ブカレスト)において同日に実施された電気通信標準化局長選挙において、NTT のCSSO(Chief Standardization Strategy Officer)である尾上 誠蔵氏が当選したことを発表した。
尾上氏は、移動通信システムの業界団体の中で標準化から技術開発の両面で主導的な役割を果たしてきた経験を有しており、今回の選挙で選出されたITU電気通信標準化局長には2023年初頭より就任する。
NTTは「今後も国際標準化団体であるITUにおいて、電気通信分野の発展に積極的に貢献していく」との考えを示している。
編集部備考
- 日本政府が尾上氏を同選挙の候補者とすることを公式に表明したのは、2021年9月。
- 尾上氏は、移動通信システムの業界団体の中で標準化から技術開発の両面で主導的な役割を果たし、特に、NGMN(Next Generation Mobile Networks)AllianceやGSMA(GSM Association)など国際標準化に関する団体のボードメンバーとして国際的に活躍してきた。
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