ルーメン・テクノロジーズは9月13 日(デンバー)、ケイト・ジョンソン氏が社長および最高経営責任者（CEO）、取締役会のメンバーに任命され、就任は2022年11月7日の予定と発表した。

　ジョンソン氏は、ルーメンとその前身を含む通信およびテクノロジー業界で40年にわたる優れたキャリアを持ち、退任を表明したジェフ・ストーリー氏の後を引き継ぐ。なお、ストーリーは2022 年 12 月 31 日まで会社に残り、円滑な移行を図るという。

　同社は「ジョンソンは、優れた成功実績を持つ技術系エグゼクティブだ。成長を促進するデジタルおよびビジネス変革の推進を専門とし、オラクル、ゼネラル エレクトリック、マイクロソフトなど、フォーチュン100社の様々な企業で重要なリーダー職を歴任している。
　直近では、販売、サービス、マーケティ ング、オペレーションのすべてを管轄するマイクロソフト社最大のビジネスである米国マイクロソフトを率い、4 年の在任中に、企業収益をほぼ倍増させ、同社の文化を大きく変革した。

　取締役会会長の T・マイケル・グレン氏は「ケイトの就任と本日発表した戦略的移行は、取締役会が過去数年にわたり取り組んできた後継者計画の集大成だ。ルーメンの歴史において重要な時に、ケイトはその手綱を取るにふさわしいリーダーであると確信している。彼女は、刺激的でやる気を起こさせるリーダーであり、成長を見極め、創造することで知られており、弊社にとって理想的なCEOだ」とコメントを出している。

　ジョンソン氏は「私はCEOの役割を引き受けることを誇りに思うとともに、ジェフとチームが作り上げた戦略を推進したいと思っている。ルーメンは、バランスシートの強化、ファイバフットプリントの拡大、デジタル機能のポートフォリオの強化など、大きな進歩を遂げてきた。この素晴らしい企業を次の章に導き、お客様がルーメンのプラットフォー ムを活用して素晴らしいデジタル世界の体験を実現できるよう支援することを楽しみにしている」とコメントを出している。

　また、グレン取締役会長は「取締役会を代表して、ジェフのルーメンに対するリーダーシップとコミットメントに感謝する。彼の貢献により、ルーメンは、私たちが最も成長できると信じているビジネス分野に力を注いでいる。彼がルーメンに残した痕跡は、お客様により良い、より速い、より安全な接続を提供するという点で特筆すべきものだ。彼は、パンデミックなどの困難な時期に、従業員の安全とお客様の接続を確保するために、思いやりと共感をもって指揮を執った。彼は、ルーメンに強固な基盤を残して去っていく」とコメントを出している。

　退任するストーリー氏は「ルーメンの CEO を務めるのは光栄なことだ。私は入社以来、チームのコミットメントと、技術を通じて人類の進歩を促進するという当社の中核的な目的に非常に感銘を受けてきた。また、変革を推進する中で、私たちが共に達成したすべてのことを誇りに思っている。そして、当社は収益性の高い収益成長を達成するという優先事項を実現するための戦略を備えていると確信している。この度、ケイトを当社に迎えることができ、大変嬉しく思っている。彼女の経験、リーダーシップ、熱意は、会社を前進させる上でまさに必要なものだと信じている」とコメントを出している。