通信衛星Superbird-9の衛星打ち上げサービス調達契約をSpaceX社と締結【スカパーJSAT】
テレコム 無料スカパーJSATホールディングスは8月18日、100%子会社であるスカパーJSATが通信衛星『Superbird-9』の打ち上げサービス(ロケットの調達および衛星打ち上げ輸送サービス)の調達先として米SpaceXを選定し、同社と契約を締結したことを発表した。
『Superbird-9』は、フルデジタル化された通信ペイロードを搭載することにより、宇宙空間においても自由に通信地域や伝送容量を変更することができる「フレキシブル衛星」だ。日本をはじめとする東アジア諸国において、15年以上にわたり大容量かつ極めて自由度の高い通信を行う能力を有しており、多様なニーズに対応できる衛星通信サービスを提供する。
『Superbird-9』は、2024年にSpaceXの大型ロケット『Starship』によって打ち上げられる予定だ。『Starship』は完全に再利用可能な輸送システムで、世界で最も強力な打ち上げロケットだという。
スカパーJSATは「『Superbird-9』の打ち上げに向け、引き続きSpaceXと協力していく」としている。
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