光通信、映像伝送ビジネスの実務者向け専門情報サイト

光通信ビジネスの実務者向け専門誌 - オプトコム

有料会員様向けコンテンツ

CATV事業者向けローカル5Gソリューションの商用化に向けた検討を開始【古河電工、シャープ】

映像伝送/CATV 無料

古河電工のPONシステムとシャープのローカル5Gシステムが連携
集合住宅などに、設備投資を抑え省スペースで高速・大容量の無線通信環境を構築可能

 古河電気工業(以下、古河電工)とシャープは7月25日、集合住宅などに、設備投資を抑え省スペースで高速・大容量の無線通信環境を構築できる、CATV事業者向けローカル5Gソリューションの商用化に向けた検討を開始すると発表した。両社は「2023年中のソリューション提供開始をめざす」としている。

 同ソリューションは、CATV事業者への豊富な納入実績を持つ古河電工のPONシステムと、様々な5G機器を手がけ、5G技術に強みを持つシャープのローカル5Gシステムが連携したもの。CATV事業者が保有する既設ネットワークの活用により、光ファイバを各住戸まで配線することが困難な集合住宅でも、設備投資を抑えて高速・大容量の無線通信環境を構築することができる。また、古河電工が開発するONUとシャープが開発するローカル5G基地局を一体化することで、スペースが限られる集合住宅での設置性が向上。各住戸に専用端末を設置すれば、高速・大容量の通信サービスが提供可能となる。古河電工とシャープは「今後も両社の強みを活かして、ローカル5Gを利用したCATV事業者の新サービス創出に貢献していく」との考えを示している。

CATV事業者向けローカル5Gソリューションの構成イメージ

関連記事

海外TOPICS

有料 Nokiaが、プライベート無線サステナビリティ計算ツールを発表。企業の環境フットプリント削減や、労働者の安全性向上に貢献

 Nokiaは9月20日(ニューヨーク)、企業向けプライベート無線ネットワークの新しいサステナビリティ計算ツールを発表した。  同社は「このツールは、企業がプライベート無線ネットワークや、それが可能にす…
更新

続きを見る

INTERVIEW

有料 次世代通信技術&ソリューション展「COMNEXT」が6月に開催。光通信、無線通信、IoTのキーパーソンが一堂に会する国際商談展の魅力を探る【RX Japan】

期間限定無料公開中  今年で24回目の開催を迎えるアジア最大級の次世代 光通信技術の専門展「光通信 World (FOE)」が、次世代通信技術&ソリューション展「COMNEXT」の一角として6月26…
更新

続きを見る