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超高速海洋ブロードバンドサービスで船上業務効率や福利厚生を改善【スカパーJSAT、日本無線、NTT-WEマリン】

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 スカパーJSAT、日本無線、NTT-WEマリンの3社は1月21日、NTT-WEマリンが運航する海底ケーブル敷設船「きずな」へ、スカパーJSATの超高速海洋ブロードバンドサービス「JSATMarine(ジェイサットマリン )』(以下、JSATMarine)を導入したと発表した。JSATMarineの導入事例としては、国内外ともに初となる。

「きずな」外観

 「きずな」には、2017年からNTT-WEマリン、日本無線及びスカパーJSATのパートナーシップのもと、船内でのインターネット接続に通信速度最大2Mbpsの「OceanBB」サービスが提供されてきた。テレワークとともにWEB会議が普及する中、船においても陸上と同じような業務、コミュニケーションツールの利用を実現するため、JSATMarineの導入にあたっては、下り最大 30Mbps(陸→船)、上り最大3Mbps(船→陸)のプランが採用された。今後、高速インターネット接続環境による船舶のDX促進や乗組員の福利厚生の拡充が期待される。

 NTT-WEマリン、日本無線、スカパーJSATは「今後もお客様からのインターネット接続サービスへのご要望にお応えし、さらなるサービス向上に努めていく」としている。

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