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DataikuがEveryday AIを日本で推進するため、日本市場へのコミットメントを強化

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新しい日本市場のためのチームによりパートナー協業および直販の強化

 「Everyday AI」のためのプラットフォームを提供するDataikuは12月9日(シンガポール)、日本市場へのコミットメントの強化を発表した。(情報提供:共同通信PRワイヤー)
 同社は「日本市場のためのチームを立ち上げ、日本企業がデータ活用を仕組み化し飛躍的なビジネス成果を実現することをより強力に支援する。パートナービジネスと直販を強化し、日本市場におけるEveryday AIの推進を図る」との方針を示している。

 Dataikuは2013年に創設され、全世界450超の企業に対してAIと分析アプリケーションを設計、展開、ガバナンス、管理するための単一かつエンド・ツー・エンドのプラットフォームを提供している。今回の日本市場に対するコミットメントは、日本市場における企業の、DXの主要ドライバのひとつとしてデータとAIの活用を組織全体に、そして日々の業務に浸透させたいという需要の高まりを受けてのものだという。

 日本チームの立ち上げにあたり、DataikuのバイスプレジデントでAPACジェネラルマネージャーであるRichard Jones氏は「弊社製品の Dataikuプラットフォームは、企業がEveryday AIを実現し、ビジネス成果の向上のために社員がより優れた意思決定を行えるような並外れたレベルへと引き上げることを支援すべく、驚異的な進化を続けている。2021年には、Microsoft AzureやAWS、Google Cloudといった主要なクラウドサービスとの従来からのパートナーシップをより強化し、各社のMarketplace上でのDataikuの提供を開始し、マルチクラウドでデジタル変革を進める企業により迅速に貢献できるようになった。今回立ち上げた日本チームは渋谷を拠点とし、セールス、エンジニアリング、データサイエンス、マーケティング、テクニカルサポートといった各種ファンクションを備えており、日本のお客様のデータとAIの活用を強力にご支援できる」とコメントを出している。

 Dataikuは2019年より順次、インテックや電通デジタル、エアー、野村総合研究所、NTTデータ先端技術をパートナーに迎え、日本市場のユーザに製品を提供してきた。Dataikuは「今後も同5社を始め、様々なパートナーとの協業によりビジネスを拡大していくと共に、直販によるビジネスにも力を入れていく」としている。

 Dataikuでは、あらかじめ構築されたコンポーネントとオートメーションによる業務プロセスの合理化に加え、チームやプロジェクト全体での一貫した管理とガバナンス、透明性があり反復可能かつスケーラブルなAIおよび分析プログラムの開発が可能だ。高度にビジュアル化されたインターフェースを持ち、データサイエンティストだけでなくデータエンジニア、ビジネスアナリストなどデータとAIの活用に関与する全てのユーザが同一プラットフォームで作業ができることも、同製品の大きな特長の一つだ。

Dataikuの特長

  • データの格納場所や形式に関わらず、データへのシームレスな接続性
  • 迅速なデータクリーニング、データ準備、マイニング、視覚化
  • 最新の機械学習テクノロジー(AutoML および深層学習を含む)全てが1つに纏められており、自動化された環境、シナリオ、詳細モニタリングにより、すぐに運用の開始が可
  • データから洞察を導くプロセスのあらゆるステップを、コードで、またはビジュアルインターフェースで実行可能
  • きめの細かいアクセス権設定によるエンタープライズレベルのセキュリティ
  • 一元化されたモデルレジストリとレビューおよび承認のためのワークフロー管理を備えた、ビルトインのAIガバナンスと監視のための機能

 同製品は、カネカやGMOフィナンシャルホールディングスなど、既に日本の複数の企業で利用されているという。