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エクイニクスとキンドリルジャパンが、DX時代の社会基盤となるデジタルインフラストラクチャの戦略的協業を開始

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 エクイニクスとキンドリルジャパンは12月6日、日本企業向けの戦略的協業を発表した。

 この協業は、ユーザのデジタルシフトを支援し、DX時代の社会基盤となるデジタルインフラの実装に向けたもの。両社は「ハイブリッドマルチクラウド接続に対応したクラウドハブを中心として、クラウド、データセンタ、ネットワーク、セキュリティ、システム運用管理といったサービスを提供し、迅速でセキュアなクラウド利用を支援するとともに、業界エコシステムの構築についても連携していく」との考えを示している。

 デジタル変革を進めて継続的に企業価値を高めていくためには、デジタルインフラの高い品質による安心かつ安定した稼働と、AIなどの先進技術を活用して自動化や効率化を図ることが重要だ。そこで両社は、迅速かつ柔軟なデジタルインフラの構築に向けてハイブリッドマルチクラウド環境へのニーズが高まる中、DX時代の社会基盤となるクラウドハブを中心としたソリューションを開発、提供することにより、日本企業のクラウドファーストを加速させるとともに、ビジネスを成長させるためのデジタルファースト戦略を支援するという。

 エクイニクスは、世界65の都市圏に235以上のデータセンタを所有・運用し、クラウド接続や企業間をソフトウェア定義でセキュアに接続した世界最大の相互接続エコシステムを持つグローバルデジタルインフラストラクチャ企業。
 キンドリルジャパンは、複雑かつミッションクリティカルなデジタルインフラを設計、構築、管理、モダナイズしてきた豊富な知見やスキルを持ち、オンプレミス、マルチクラウドを含むハイブリッドクラウド領域における、高い標準化、自動化の技術力を持ち合わせた企業。
 両社はベンダに依存しない中立的な立場であり、グローバル企業として、多くのユーザを支援してきた。双方のデジタルプラットフォームとしての実績とカバレッジ、システムを熟知した高い技術力を活かしDX時代の社会基盤となるデジタルインフラストラクチャを共同構築することで、お客様のニーズにきめ細かく対応し、より柔軟かつ迅速、安心安全でサステナブルなデジタルプラットフォームの実現を支援していく。

 エクイニクスの日本法人代表取締役社長である小川 久仁子氏は「30年以上にわたり豊富な実績のあるキンドリルジャパン様との戦略的協業の合意を大変嬉しく思っている。エクイニクスの強みであるグローバルのデジタルプラットフォームと世界最大の相互接続エコシステムに、キンドリルジャパンの絶対的な技術力とシステムに関する長年にわたるノウハウを組み合わせることで、日本の多くのお客様のデジタルトランスフォーメーションをより一層加速するご支援ができることを非常に楽しみにしている。キンドリルジャパン様とともに将来を見据えた社会基盤を支えるデジタル基盤を作ることで、日本の企業がデジタルファースト戦略を推進する環境を構築し、日本社会と企業のデジタル化と競争力の強化を実現できることを確信している」とコメントを出している。

 キンドリルジャパンの社長である上坂貴志氏は「世界最大の相互接続エコシステムを持つグローバルデジタルインフラストラクチャ企業であるエクイニクス様との戦略的協業により、堅牢性・信頼性を維持するとともに、迅速かつ柔軟なハイブリッドマルチクラウド環境の構築から運用までをシームレスにサポートする。俗人化された運用や個別最適を徹底的に排除し、より標準化されたプラットフォームとソリューションを提供することで、お客様自身のデジタルトランスフォーメーションに注力いただける、ひいては社会基盤全体を支えるデジタル基盤の提供をめざす。両社ともベンダに依存しない中立的なグローバル企業として、業界のエコシステムを構築し、お客様の変革のパートナーとして、社会成長に向けてより強力に取り組んでいく」とコメントを出している。