NTTドコモ（以下、ドコモ）は10月25日、NTTコミュニケーションズ（以下、NTT Com）とエヌ・ティ・ティ・コムウェア（以下、NTTコムウェア）をドコモの子会社とすることを発表した。
　ドコモは「新ドコモグループとして3社の経営方針を統一し、機能の統合と事業責任の明確化を進めることにより、モバイルからサービス・ソリューションまで事業領域の拡大につなげる」との考えを示している。

　具体的には、すべての法人ユーザへのワンストップでのサポートや、移動・固定を融合した高品質で経済的なネットワークを実現します。また、ソフトウェア開発力の強化により、革新的なサービスをいち早く提供するとともに、新ドコモグループのDXを加速する。
　ドコモは「新ドコモグループは、法人事業・スマートライフ事業のさらなる成長と通信事業の構造改革を推進し、お客さまやパートナーのみなさまとともにイノベーションを起こし、社会に大きな変化をもたらしていく」という。
　詳細は、以下のとおり。

NTTコミュニケーションズ株式の取得について
NTT（以下、NTT, Inc.）より、NTT, Inc.が保有するNTTコミュニケーションズの株式のすべてをドコモに移管。
・移管後のドコモの持分比率：100％
・効力発生日：2022年1月1日（予定）

NTTコムウェア株式の取得について
日本電信電話（以下、NTT）より、NTTが保有するNTTコムウェアの株式の一部をドコモに移管。
・移管後のドコモの持分比率：66.6％
・効力発生日：2022年1月1日（予定）