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ノキア、日本のローカル5G仕様で初となる固定無線アクセス端末を発表

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 ノキアソリューションズ&ネットワークス(以下、ノキア)は10月13日、日本版「ローカル5G」仕様対応で設計された5G固定無線アクセス(FWA)ブロードバンドゲートウェイの市場投入を発表した。
 FastMile 5G Gateway 3.2 日本モデルは、2022年1月に発売予定。ローカル5Gは、認可された周波数帯を低コストで利用可能にすることによって、企業や地方自治体の5G導入と DX促進を目指す政府支援の取り組みだ。Nokia 5G Gateway 3.2は、この特殊な環境下で動作するために必要なローカル5Gバンドと日本の端末技術基準に適合している。
 西日本電信電話 スマート 10x 事業統括部の統括部長である宮奥健人氏は「ローカル5Gは、産業界の DX 実現に非常に大きく貢献するネットワークだと考えている。特に、ローカル5G特有の準同期 TDD 対応によって実現されるシステムへの期待は大きい。Nokia 5G Gateway3.2 については、この期待に応えてくれる可能性を感じており、今回の発表を喜ばしく思っている」とコメントを出している。

 日鉄ソリューションズの取締役専務執行役員である大城卓氏は「今後インダストリー4.0やDXを推進していく中で、ローカル5Gの果たす役割は非常に重要だ。ノキアのローカル5G端末の参入で、黎明期にある日本のローカル5Gマーケットが、より一層活性化し、加速化することを期待している。NSSOLは、ノキアとともに ローカル5Gソリューション「nsraven」の事業展開に取り組み、ローカル5G市場の成長とお客様のDX 実現・事業課題解決に貢献する」とコメントを出している。

 ネットワンパートナーズの執行役員チーフマーケティングオフィサー、ビジネス開発部・コーポレート戦略室・セールスエンジニアリング部担当である金井朗子氏は「日本のローカル5G周波数対応の端末は、まだまだ不足している。高性能・高品質で知られるノキアの5G Gatewayの日本市場への参入に、非常に期待している」とコメントを出している。

 ノキアソリューションズ&ネットワークスの代表執行役員社長であるジョン・ランカス ターレノックス氏は「私たちはFastMile 5G Gatewayの導入により、ローカル5G構想への取り組みを強化する。ローカル5G構想は、企業の5Gユースケースを加速する上で重要な役割を果たすものだ」とコメントを出している。

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