電気興業(DKK)がローカル5Gシステムの相互接続性試験(IoT)完了
DX/IoT/AI 無料電気興業(以下、DKK)は10月13日、販売開始を予定しているローカル5Gシステム(SUB6帯、SA方式、以下 本システム)の相互接続性試験(IoT)を、5Gコアネットワーク装置を提供するNTCと共同で実施し、完了したことを発表した。(情報提供:共同通信Rワイヤー)
DKKはローカル5G事業の一環としてミリ波帯(28GHz)無線機の開発・販売について昨年10月にリリースしているが、今回SUB6帯システムの相互接続性試験により動作確認できたことで、国内で扱えるローカル5Gの周波数帯全てに対応可能となる。DKKは「本試験が成功したことで、当社がご提供を予定する本システムの技術的な知見が得られ、商用化の目途がついた」としている。
相互接続性試験(IoT)の概要
DKKワイヤレス研究所においてNTCと共同で実施した同試験は、図に示すようにAirspan Networkより供給を受けたRU、CUおよびDUで構成された無線アクセスネットワークをNTCの5Gコアネットワークと接続し、ローカル5G Sub6帯 無線区間を経て5G端末で送受信・動作確認という形で行った。DKKは「両社のネットワークシステムを接続しての相互接続性試験はこれが初めてで、想定通りの結果を得ることができ、商用化に向けた準備が整った」としている。