イッツコムが世田谷区と「地域BWA」の活用に関する協定を締結
映像伝送/CATV 無料イッツ・コミュニケーションズ (本以下、イッツコム)は、世田谷区とジェイコム東京(以下、J:COM)の3者による「地域広帯域移動無線アクセスシステム(以下、地域BWA)の活用に関する協定」を8月19日に締結した。
イッツコムは、2016年3月に関東総合通信局から東京都渋谷区の地域BWA免許を取得し、以降、東京都大田区、品川区、神奈川県川崎市(5区)や横浜市(7区)でも免許を取得、世田谷区で2020年3月に取得し、地域BWAの無線局免許エリアを拡大してきた。
イッツコムは「世田谷区およびJ:COMと連携し、地域BWAの活用により災害時や平常時に使用できる質の高い通信サービスの実現と地域の公共の福祉の増進に資することを目的とし、この度、協定締結に至った」としている。
地域BWAの活用例
- 自治体職員や緊急医療救護所向けに地域BWAサービスを提供し、災害時の情報伝達手段を整備
- 災害時に自治体がコミュニティFM局を通じて情報発信を行う際、通常の通信回線の代替えとして地域BWAサービスを提供
- 各地区の避難所に地域BWAサービスを整備し、災害時に避難者がインターネット接続できる環境を整備
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