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アドソル日進とシュナイダーエレクトリックがSIパートナー契約を締結

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 アドソル日進とシュナイダーエレクトリック(以下、シュナイダー)は8月18日、製造業界向けDX、IoT提案を加速するため、SIパートナー契約を締結したことを発表した。(情報提供:共同通信PRワイヤー)
 この契約はシュナイダーが全世界で展開しているSIパートナープログラムによるもので、同社にとって本格的な日本のシステムインテグレータ企業との初めての契約締結となる。

 シュナイダーのSIパートナープログラムは、高い技術レベルを有するシステムインテグレータ企業とのコラボレーションを促進するプログラムで、技術トレーニング・評価機材の提供を行い共同での営業・提案活動を推進するもの。
 今回の締結では、エネルギー関連や製造業向けのICTシステム開発で豊富な実績を有するアドソル日進とのコラボレーションによって、シュナイダーが提供するIoTプラットフォーム「EcoStruxure」やPro-faceブランド、AVEVAソリューション等を組み合わせ、より柔軟に提案できる体制づくりを行う。

市場背景とパートナー契約締結の狙い
 製造業のDX、IoT化の必要性は今までになく高まっているが、新旧設備の有効活用やデータ活用、AI診断による予知保全など、現場が抱える課題は様々であり、スモールスタート可能なソリューションや、より柔軟でカスタマイズ可能な提案が求められている。
 
 アドソル日進は、AIやクラウド、IoTなどの最新技術を用いたICTシステムをIT/OT両面からワンストップで提供し、製造業での実績も数多く有している。
 一方シュナイダーエレクトリックは、IoTプラットフォーム「EcoStruxure」を中心に、製造IoTエッジソリューションとしてプログラマブル表示器Pro-faceブランドの販売を国内外で30年以上続けてきた実績を持ち、数多くのユーザに対して継続的なIoTソリューション提案を行ってきた。
 
 両社協業での提案により、PoCレベルのスモールスタート案件から、既存システムの改造、大型システム受注まで、あらゆる規模のシステムに最適なDX、IoT提案を行うことをめざし、今回のパートナーシップ締結に至ったという。
 両社は「協業関係を2018年より開始しており今まで数十システムのソリューション提案を行ってきた。今後の協業で、初年度20件・5年後には100件のソリューション受注をめざす」との考えを示している。

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